"StructuredQuantity" (インタープリタタイプ)
標準形式での数量.
詳細
- "StructuredQuantity"は,Interpreter,および配備されたスマートフォームのフィールドを含む関連の構造で使うことができる.
- "StructuredQuantity"を使用するのに,Wolfram Cloudに接続する必要はない.
使用可能な形式
- "Number"で使える数字の形式は,数量の大きさについてサポートされている.
- Wolframサーバへの攻撃を避けるため,正準形式の単位のみの使用がサポートされている.
制約条件の指定
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Restricted["StructuredQuantity",{{choices1,…}}] choices の中の1つ Restricted["StructuredQuantity",unit] unit に変換する Restricted["StructuredQuantity",quantityvariable] quantityvariable の物理量と整合性のある単位に制約する Restricted["StructuredQuantity",unit,max] Quantity[max,unit]より小さい数量 Restricted["StructuredQuantity",unit,{min,max}] Quantity[min,unit]とQuantity[max,unit]の間の数量 Restricted["StructuredQuantity",unit,{min,max,s}] Quantity[min,unit]とQuantity[max,unit]の間の刻み幅 s の数量 Restricted["StructuredQuantity",quantityvariable,max] quantityvariable の正準単位 unit でのQuantity[max,unit]より小さい数量 Restricted["StructuredQuantity",Automatic,Automatic,n] 大きさが n 桁精度である数量 - min と max の境界と刻み幅 s も数量として表すことができる.
オプション
- 数量の大きさに以下のオプションを使用することができる.
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DigitBlock Infinity 区切り間の桁数 NumberPoint "." 小数点の文字列 NumberSeparator {","," "} ブロック間の区切りに挿入する文字列 NumberSigns {"-",""} 負と正の数の符号に使う文字列
解釈
例題
例 (3)
適切な制約条件が付けられている場合には,単位なしの入力も使える:
Wolfram Cloudへの接続は行われない.正準単位(InputFormで使われるもの)のみが使える:
通貨単位については,単位の変換は記号的に行われる.これは,Wolfram Cloudに接続されて,為替レートが返されることを防ぐためである: