Wolfram System Modeler 13.3の新機能
System Modeler 13.3の主要な新機能のリスト.
モデリング
- 簡単にインストールでき,カスタムのライブラリとモデルを含むSystem Modeler Archiveが作成できる.»
- Modelica Standard Library 4.0.0に対応するように,自動的にユーザライブラリを変換することが可能.»
- クラスの検証とFMUのエキスポートを行っている間も作業が継続できる.
- 「クラスプロパティ」ダイアログでライブラリのバージョンと依存性を編集できる.»
- コンポーネントをドラッグアンドドロップするときに,自動的にライブラリ依存性情報が追加される.
- クラスブラウザでカスタムライブラリグループを作成し,モデルやライブラリを整理することができる.»
- 拡張クラスを閲覧したり編集したりする際のフィードバックや処理の機能が向上した.
- クラスを開く際にどのビューで表示するかをよりよく選択できるようになった.
シミュレーション
- シミュレーションやシミュレーションの再起動の際中にコントロールパネルが編集できる.»
- コントロールパネルでスライダーを含む入力フィールドを表示することも可能になった.
- コントロールパネルを使って,リアルタイムのシミュレーションの入力をインタラクティブに変更できる.
- コントロールパネルをもとの値に再設定することができる.
- モデルに高速フーリエ変換(FFT)プロットを保存する.
- 再度シミュレーションを行っているときに高速フーリエ変換プロットを再計算できる.»
計算
- Apple Silicon/macOS ARMプラットフォームでネイティブのSystem Modelerカーネルが使えるので,検証と構築の性能が30%から50%向上した.
- Apple Silicon/macOS ARMプラットフォームでネイティブシミュレーションが可能になったので,シミュレーションにおける 性能が30%から50%向上した.
- セキュリティサンドボックスが拡張され,Wolfram Cloudでより多くのモデルが使えるようになった.
- オプションのトランスレーションビューでエクスペリメントの単位のチェックをオンにすることが可能.
- Modelica言語のコンプライアンスのチェック機能が改善された.