Wolfram System Modeler 4.1の新機能
接続性
- モデルのエキスポートのためのSystem Modelerの機能は,モデルのインポートにまで拡張された. »
- FMI標準に基づいて, Simulink,Flowmaster,IBM Rational Rhapsody等のツールからのインポートを可能にする.
- サブシステム(例えば,他のツールからの制御システムモデル)をインポートし,それらを,作成したModelicaモデルと統合させる.
- 知的財産を提示せずに,モデルを交換することが可能.
システム信頼性
- Mathematicaの信頼性分析の機能がすべて完全に統合された. »
- 注釈を作成中のModelicaモデルに付加することによって,信頼性と物理動作の分析を行う. »
- よく使用されるパラメトリック生涯分布(指数分布,ワイブル分布, アーラン分布等)をすべてサポート.
- 信頼性ブロック図と故障の木を含む階層的モデルを構築する.
モデリング
- SI単位系,帝国単位等,希望の単位系での入力,表示が可能.
- ミリ,キロ,メガ等,希望の接頭辞での入力,表示が可能. »
- モデル間でのコンポーネントのコピーアンドペーストが可能. »
- グラフィカルユーザインターフェースでの操作が50倍まで高速化.
シミュレーション
- CombiTimeTableに結果をエキスポートすることにより,シミュレーション結果を入力として新たな実験に使う. »
- MathematicaのTimeSeriesで,モデルへの入力を簡単に作成.
- TimeSeriesは, 規則的または不規則的なサンプリング,スカラーまたはベクトルの値,単一または複数の系列をサポートする.
ドキュメント
- 検索結果が,Library Documentation(ライブラリのドキュメント),System Modeler Documentation(System Modelerのドキュメント),Modelica By Example,Other(その他のドキュメント)に分類されるようになった.
- 検索に,System Modelerのライブラリストアからインストールしたライブラリが含まれるようになった.
- Getting Startedのチュートリアルと,Introductory Examplesのライブラリとの間でクロスリンクを使って,関連情報を素早く求める.
- 改訂された「Modelica by Example」の本でModelicaについてより詳しく学ぶことができる.
一般
- Macのフルスクリーンサポートを使って,ワークスペースを組織化.