Statistics`MultiDescriptiveStatistics`
一変量記述統計が,組込みの Mathematica カーネルに加えられた.
このパッケージの多変量機能は,新しく作成された多変量統計パッケージに含まれている.
MultivariateModeの代りに,システム関数Commonestが使われるようになった.
CovarianceMatrixとCorrelationMatrixの代りに組込み関数のCovarianceとCorrelationが使われるようになった.
RegionProbabilityの代りにEllipsoidProbabilityが使われるようになった.
ConvexHullMedianおよびConvexHullAreaは,新しく作成された計算幾何学パッケージに含まれている.
CentralMoment,GeometricMean,HarmonicMean,InterquartileRange,Kurtosis,MeanDeviation,MedianDeviation,QuartileDeviation,Quartiles,QuartileSkewness,RootMeanSquare,Skewness,TrimmedMeanは組込みの Mathematica カーネルの一部になった:
MultivariateModeの代りにCommonestが使われるようになった:
SampleRangeはMinとMaxを使って計算することができる:
ZeroMeanはデータから平均を引いて計算することができる:
他の一変量測定は,Statistics`DescriptiveStatistics`の互換性ページに示してあるように計算することができる:
MultivariateKurtosisExcessはMultivariateKurtosisから計算することができる:
別の共分散はCovarianceから計算できる:
これまでのバージョンの Mathematica のアドオンパッケージで利用できたAssociationMatrix,CovarianceMatrixOfSampleMean,DispersionMatrix,MultivariatePearsonSkewness1,MultivariatePearsonSkewness2が,新たにWeb (library.wolfram.co.jp/infocenter/MathSource/6831)から利用できるようになった.