シンボルの扱い
Wolfram言語のシンボルは,記号データの究極的な原子要素である.それぞれのシンボルは固有の名前を持ち,Wolfram言語の特定のコンテキスト,あるいは名前空間に存在している.シンボルはいろいろな種類の値や属性を持つことができる.
Symbol — シンボルの頭部で,名前からシンボルを作成する
SymbolName — シンボルの名前を文字列として返す
Context — シンボルのコンテキスト名を返す
Names — パターンに合致する名前を持つシンボルのリストを求める
NameQ — 文字列がいずれかのシンボルの名前であるかどうかを判定する
Remove — シンボルを完全に除去して,その名前が認識されないようにする
$NewSymbol — 任意の新しいシンボル名に適用される関数
ValueQ — シンボルが値を持つと見なせるかどうかを判定する
OwnValues ▪ DownValues ▪ UpValues ▪ SubValues
Information — シンボルの値に関する情報を出力する
Definition — パッケージに保存できる形でシンボルの値を表示する
DefaultValues ▪ Options ▪ Attributes
Clear — シンボルに関連付けられている値をすべてクリアする
Save — シンボルに関連付けられている値を保存する
FullDefinition — Saveを使って保存された情報を表示する
ExcludedContexts,IncludedContexts — 再帰的な定義保存を制限するオプション
Unique — 固有の名前を持つシンボルを作成する
式と文字列の間の変換 »
ToString ▪ ToExpression ▪ ...