ArcSinh
ArcSinh[z]
複素数 の逆双曲線正弦を与える.
予備知識
- ArcSinhは逆双曲線正弦関数である.ArcSinh[x]は,実数 について, となるような,の双曲線角を表す.
- ArcSinhは自動的にリストに縫い込まれる.特別な引数の場合,ArcSinhは自動的に厳密値を計算する.厳密な数式が引数として与えられると,ArcSinhは任意の数値精度に評価できることがある.ArcSinhを含む記号式の操作に便利なその他の演算には,FunctionExpand,TrigToExp,TrigExpand,Simplify,FullSimplifyがある.
- ArcSinhは,複素引数 について,によって定義される.ArcSinh[z]は複素 平面上で不連続な分枝切断線を持つ.
- 関連する数学関数には,Sinh,ArcCosh,ArcSinがある.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (6)
スコープ (45)
数値評価 (6)
ArcSinhを高精度で効率よく評価する:
IntervalオブジェクトとCenteredIntervalオブジェクトを使って最悪の場合に保証される区間を計算する:
Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算することもできる:
MatrixFunctionを使って行列のArcSinh関数を計算することもできる:
可視化 (3)
関数の特性 (12)
級数展開: (4)
積分変換 (2)
関数表現 (5)
ArcCschを使って表現する:
Hypergeometric2F1を使って表現する:
ArcSinhはMeijerGによって表現することができる:
ArcSinhはDifferentialRootとして表すことができる:
特性と関係 (4)
Wolfram Research (1988), ArcSinh, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcSinh.html (2021年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1988), ArcSinh, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcSinh.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1988. "ArcSinh." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcSinh.html.
APA
Wolfram Language. (1988). ArcSinh. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcSinh.html