Blend

Blend[{col1,col2},x]

col1,色 col2 の割合で合成して得られる色を与える.

Blend[{col1,col2,col3,},x]

x が0から1に変化するのにつれて,色 coliを線形に補間する.

Blend[{{x1,col1},{x2,col2},},x] ]

x=xiのとき,補間して色 coliを与える.

Blend[{col1,col2,},{u1,u2,}]

すべての coliを,色 coliの割合を uiとして合成する.

Blend[{image1,image2,},]

2Dあるいは3Dの画像 imageiの画素値を合成する.

詳細

  • Blendは,色付きの光源あるいは発色表示に適する加法混色を実装する.
  • Blend[{col1,,coln},{u1,,un}]では,ui は合計が1になるように正規化される. »
  • Blend[{col1,col2,}]は,すべての coliを同じ割合で合成する.
  • Blend[{image1,image2},x]では,image1image2 の次元が異なる場合は,次元の線形補間が使われる.
  • Blend[{image,col},x]は,image のすべての画素を色 col と合成する.
  • Blend[{image1,col1,,coln,image2},x]では,coli は,次元が image1の次元と image2の次元の線形補間による画像であると解釈される.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (4)

2つの色を割合に応じて合成する:

赤から青への混色の配列を生成する:

高さを黄色から紫の混合で表す:

画像の画素と色を合成する:

スコープ  (12)

  (6)

2つの色を均等に平均化する:

グラフィックスに彩色する:

2つの色の間の線形補間:

色と不透明度の線形補間:

複数の色の均等な線形補間:

特定の値における色の間の線形補間:

等しい重みで色を合成する:

指定の重みで色を合成する:

画像  (6)

画像の画素と色の間の線形補間:

特定の値における画像と色の線形補間:

2つの画像の線形補間:

次元が異なる2つの画像の線形補間:

画像とそのアルファチャンネルを合成する:

3D画像の混色:

アプリケーション  (2)

Blendを使って基調色からColorFunctionを構成する:

露出が異なる複数の画像を組み合せて1つの画像にする:

特性と関係  (7)

重みは,総和が1になるように常に正規化される:

位置の値は常に整理される:

色が同じ色空間を使って指定された場合,その空間は補間に用いられる:

色が異なる色空間で指定された場合,補間はRGB空間で行われる:

LighterBlendの特殊ケースである:

DarkerBlendの特殊ケースである:

ColorData"Gradients"と呼ばれる多くの予め定義されたBlendされた(混合)色を含んでいる:

階調度はその名前のみで指定される:

PolygonVertexColorsを同じ重みで合成することをサポートする:

考えられる問題  (2)

0, 1範囲外の値は切り取られる:

プロット関数では,ColorFunctionScalingを使って変数の大域的スケーリングを制御する:

1つの位置に異なる色を与えることで不連続性を生成する:

インタラクティブな例題  (4)

2つの画像を連続的に合成する:

次元が異なる2つの画像の線形補間:

各2画像間の背景を白くしながら複数の画像を合成する:

複数の色の線形補間のインタラクティブな表現:

おもしろい例題  (2)

Blendをプロットとともに使って合成した質感を生成する:

星の擬似色:

Wolfram Research (2007), Blend, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Blend.html (2014年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2007), Blend, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Blend.html (2014年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2007. "Blend." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/Blend.html.

APA

Wolfram Language. (2007). Blend. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Blend.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_blend, author="Wolfram Research", title="{Blend}", year="2014", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Blend.html}", note=[Accessed: 15-November-2024 ]}

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