ChartStyle
グラフ関数のオプションで,グラフ要素を描画するスタイルを指定する.
詳細
- ChartStyle->g はグラフィックス指示子 g がすべてのグラフ要素の描画に使われるように指定する.
- ChartStyle->{g1,g2,…}は連続する指示子 gi が各データ集合の連続する要素に循環的に使われるように指定する.
- ChartStyle->{spec1,spec2,…}は,データ集合のネストしたリストにおける連続する次元のスタイルに寄与するように連続的な speci を使う.
- ChartStyle->{spec1,spec2,…}という形式では,データ集合のネストしたリスト内の i, j, … 要素はspec1[[i]],次にspec2[[j]]という具合に適用することで与えられるスタイルを持つ.
- Noneである speci はスタイル指示子に影響しない.
- {g1,g2,…}という指定は事実上{None,…,None,{g1,g2,…}}に等しい.
- ChartStyleで使用できる指示子
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Dashing[{w1,…}] 破線指定 Directive[g1,g2,…] グラフィックス指示子の合成 EdgeForm[g] 辺描画の指定 FaceForm[g] 面描画の指定 Glow[c] 色の放光 GrayLevel[i] 強度 Hue[h] 色相 Opacity[a] 不透明度 PointSize[d] 点の大きさ Red, Blue, etc. 名前付きの色 RGBColor[r,g,b] RGBカラー Specularity[s] 曲面の鏡面性 Thickness[w] 線の太さ - ChartStyle->scheme はColorData[scheme,…]からスタイルを生成する.
- 整数 i について,ChartStyle->i は事実上ChartStyle->ColorData[i,"ColorList"]に等しい.
- ChartStyle->"name"は事実上ChartStyleが必要とするスタイルのリストが等間隔の x のところでColorData["name"][x]からサンプルを取ることで与えられると解釈する.
- Style[data,s]は個々のデータ点あるいはデータ集合と関連するグラフ要素のスタイルに使うことができる.このような指定はChartStyleからの指定の後で使用することができる.
例題
Wolfram Research (2008), ChartStyle, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ChartStyle.html.
テキスト
Wolfram Research (2008), ChartStyle, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ChartStyle.html.
CMS
Wolfram Language. 2008. "ChartStyle." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ChartStyle.html.
APA
Wolfram Language. (2008). ChartStyle. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ChartStyle.html