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Wolfram Language & System Documentation Center

Clear[s1,s2,…]

siに与えられている値や定義をクリアする．

Clear[patt1,patt2,…]

文字列パターン pattiのいずれかに名前がテキスト的にマッチするすべてのシンボルの値や定義をクリアする．

Clear[{spec1,spec2,…}]

名前が speciのいずれかと等しいあるいはいずれかにマッチする任意のシンボルの値や定義をクリアする．

詳細
Details and Options Details and Options
例題  
例  
スコープ  
シンボルの入力  
パターンを使う  
アプリケーション  
特性と関係  
考えられる問題  
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テクニカルノート
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履歴
引用書式

Clear

Clear[s1,s2,…]

siに与えられている値や定義をクリアする．

Clear[patt1,patt2,…]

文字列パターン pattiのいずれかに名前がテキスト的にマッチするすべてのシンボルの値や定義をクリアする．

Clear[{spec1,spec2,…}]

名前が speciのいずれかと等しいあるいはいずれかにマッチする任意のシンボルの値や定義をクリアする．

詳細

  • Clearは，シンボルに関連付けられている属性，デフォルト，オプション，メッセージをクリアすることはない． »
  • パターン patt は，メタ文字を含む文字列，StringExpression[…]，あるいはRegularExpression["regex"]として与えることができる． »
  • Clearは，次のメタ文字を含む省略された文字列パターンを許容する．
  • *0個以上の文字
    @大文字を除く1個以上の文字
  • Clear["context`*"]は，特定のコンテキストに置かれているすべてのシンボルをクリアする． »
  • Clear["`*"]は現行コンテキストのすべてのシンボルをクリアする． »
  • Clearは，属性としてProtectedが与えられているシンボルに影響を与えることはない． »
  • Clearは属性HoldAllを有する． »

例題

すべて開く すべて閉じる

例  (2)

変数をクリアする：

この変数の値はなくなった：

シンボルの値を定義する：

値をクリアする：

スコープ  (12)

シンボルの入力  (7)

変数の値（それ自身の値）をクリアする：

関数（下向きの値）をクリアする：

上向きの値をクリアする：

部分的な値をクリアする：

書式をクリアする：

複数のシンボルをクリアする：

シンボルとシンボル名の組合せを使う：

x3だけが定義されたままである：

パターンを使う  (5)

クリアするシンボルを文字列パターンとして指定する：

現行コンテキストのすべてのシンボルをクリアする：

指定されたコンテキストのすべてのシンボルをクリアする：

StringExpressionを使って現行コンテキストにある2文字のシンボルをすべてクリアする：

シンボルx1とx2はクリアされたがyはそのまま残っている：

RegularExpressionを使って現行コンテキストにある3文字のシンボルをすべてクリアする：

アプリケーション  (2)

新しい定義をする前に古い定義をクリアする：

2回読み込むことを可能にするために，パッケージのすべてのシンボルのプロテクトを外してクリアする：

特性と関係  (6)

Clear[pattern]はClear/@Names[pattern]と同じシンボルをクリアする：

Unset (=.)を使って特定の左辺を持つ定義をクリアする：

すべての定義をクリアする：

Clearは属性，デフォルト値，オプションは除かない：

ClearAllを使ってすべてをクリアする：

Clearはメッセージは除去しない：

ClearAllを使ってメッセージを除去する：

Clearはすべての定義を除去するがシンボルはそのまま残す：

Removeはシンボルを完全に除去する：

Clearは属性HoldAllを有する：

次はsymbolそれ自身をクリアする：

次はその値をクリアする：

考えられる問題  (2)

プロテクトされたシンボルはクリアできない：

Unprotectを使ってプロテクトされたシンボルの定義をクリアする：

パターンをコンテキストマークなしで使うと，$ContextPath上のパターンにマッチするすべてのシンボルがクリアされる：

シンボル xy はクリアされ，いくつかのシステムシンボルのクリアも試みられた：

パターンを明示的なコンテキストマークを付けて使うと，システムあるいはその他のコンテキストにあるパターンとマッチするシンボルがクリアされるのを防ぐことができる：

Wolfram Research (1988), Clear, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/Clear.html （2022年に更新）.

テキスト

Wolfram Research (1988), Clear, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/Clear.html （2022年に更新）.

CMS

Wolfram Language. 1988. "Clear." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/Clear.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Clear. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Clear.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2025_clear, author="Wolfram Research", title="{Clear}", year="2022", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Clear.html}", note=[Accessed: 16-September-2025]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2025_clear, organization={Wolfram Research}, title={Clear}, year={2022}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/Clear.html}, note=[Accessed: 16-September-2025]}