CloudSymbol
CloudSymbol["name"]
値が持続的にクラウドに保存されるシンボルを表す.
CloudSymbol[obj]
クラウドオブジェクト obj に対応する持続的なシンボルを表す.
CloudSymbol["uri"]
指定のURLにあるクラウドシンボルを表す.
詳細
- 値は,CloudSymbol[name]=val またはCloudSymbol[name]:=val を使って割り当てることができる.
- CloudSymbol[name]を評価すると,CloudSymbol[name]に割り当てられた値が返される.
- クラウドシンボルの値は,クラウドオブジェクトに保存される.
- CloudSymbol["name"]はデフォルトで,ディレクトリ$CloudSymbolBase内にある指定の名前を持つクラウドオブジェクトを参照する.
- CloudSymbol["name",base]は,指定の基底と相対的なクラウドオブジェクトを参照する.
- クラウドシンボルは,もとになるクラウドオブジェクトに適切なパーミッションが設定されている場合には,ユーザ間で共有することができる.
- CloudSymbol["name"]では,"name" は任意の文字列でよい.
- CloudSymbol[URL["loc"]]もサポートされている.
クラウドシンボルはRemoveを使って永続的なストレージから削除することができる.
例題
すべて開くすべて閉じる特性と関係 (2)
クラウドシンボルはクラウドオブジェクトに保存される.よって,クラウドシンボルはCloudObjectを使って呼び出したり,他のクラウド関数を使ってアクセスしたりすることができる:
LocalSymbolは,ローカルの永久的なストレージを提供する:
テキスト
Wolfram Research (2014), CloudSymbol, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CloudSymbol.html (2016年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "CloudSymbol." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2016. https://reference.wolfram.com/language/ref/CloudSymbol.html.
APA
Wolfram Language. (2014). CloudSymbol. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/CloudSymbol.html