ComapApply
ComapApply[{f1,f2,…},expr]
ComapApply[fs]
式に適用可能なComapApplyの演算子形を表す.
詳細とオプション
- ComapApplyは,リスト中の各関数を引数の同じシーケンスに適用するためによく使われる. »
- ComapApplyは,オプション設定がHeadsTrueのときは式の頭部とその部分を含む. »
- ComapApplyは,常に事実上完全な新しい式を構築してこれを評価する. »
- ComapApply[fs,expr]中の fsの頭部はListではなくてもよい.
- ComapApply[fs,expr]は fsがAssociationオブジェクトのときは expr の頭部を連想中の値で置換する. »
- ComapApply[fs][expr]はComapApply[fs,expr]に等しい.
- Parallelize[ComapApply[fs,expr]]はComapApply[fs,expr]をすべてのサブカーネルで並列に計算する. »
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
スコープ (3)
特性と関係 (8)
ComapApplyは式の頭部を他の式の一部で連続的に置換する:
MapApplyは式の各部分の頭部を他の式で置換する:
Through[p[f,g,…][x,y,…]]はComapApply[p[f,g,…],{x,y,…}]に等しい:
これをComapApplyの演算子形と比較する:
p[f,g,…][x,y,…]に値がないときはComapApply[p[f,g,…],{x,y,…}]を使うことができる:
p[f,g,…][x,y,…]に値があるときはThroughを使うことはできない:
ComapApply[{f1,f2,…},expr]は fiに属性がないときはMap[f ->Apply[f,expr],{f1,f2,…}]に等しい:
ComapApplyは式の頭部を評価することなしにホールドされた式の一部で置換することができる:
ReleaseHoldを使って評価が行われるようにする:
いくつかの引数がホールドされているだけなら,それらの引数の評価だけが行われなくなる:
Unevaluatedを使って式の頭部を評価せずに他の式で置換する:
Unevaluatedを使って式の頭部を他の式の一部で評価せずに置換する:
ComapApplyは自動的に並列化できる:
テキスト
Wolfram Research (2024), ComapApply, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ComapApply.html.
CMS
Wolfram Language. 2024. "ComapApply." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ComapApply.html.
APA
Wolfram Language. (2024). ComapApply. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ComapApply.html