DegreeCentrality
g のもとになっている単純グラフの頂点の頂点次数のリストを与える.
DegreeCentrality[g,"In"]
頂点の入次数のリストを与える.
DegreeCentrality[g,"Out"]
頂点の出次数のリストを与える.
DegreeCentrality[{vw,…},…]
規則 vw を使ってグラフ g を指定する.
詳細
- DegreeCentralityは,頂点次数が高い頂点に高い中心性を与える.
- 頂点 の頂点次数は に接続している辺の数である.
- 有向グラフの場合,入次数は入ってくる辺の数,出次数は出ていく辺の数である.
- 無向グラフの場合は,入次数と出次数は同じである.
- DegreeCentralityは,無向グラフ,有向グラフ,多重グラフ,混合グラフに使うことができる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (7)
DegreeCentralityは無向グラフに使うことができる:
DegreeCentralityは大きいグラフに使うことができる:
アプリケーション (8)
直接の近傍にある他の頂点への影響力によって頂点に順位を付ける:
CycleGraphの次数中心性をハイライトする:
arXiv e-PrintアーカイブのHigh Energy Physics Phenomenologyセクションからの引用ネットワーク.最も引用されている上位10本の論文を求める:
2011年11月に MathGroup のメーリングリストに送られた電子メールのネットワーク, が少なくとも1通の返信を に送った場合に から への辺を加えることでユーザのソーシャルネットワークを構築する.質問にもっとも活発に答えたユーザを求める:
返信を受信しただけで自分からは返信を送らなかったユーザ数を数える:
返信を送るだけで自分は返信を受け取らなかったユーザを数える:
自立システムのレベルでのインターネット.次数中心性の頻度はベキ法則分布に従う:
頂点数が 個のグラフの場合,最も中心性の高い頂点と他のすべての頂点との間の次数中心性の差の最大の総和はである:
特性と関係 (5)
VertexDegreeを使って特定の頂点の次数を求める:
DegreeCentralityは単純グラフについてはVertexDegreeに等しい:
テキスト
Wolfram Research (2010), DegreeCentrality, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/DegreeCentrality.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "DegreeCentrality." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/DegreeCentrality.html.
APA
Wolfram Language. (2010). DegreeCentrality. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/DegreeCentrality.html