Log2

Log2[x]

底を2とする x の対数を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
  • Log2は可能な場合は厳密な整数または有理数の結果を返す.
  • 特別な引数の場合,Log2は自動的に厳密値を計算する.
  • Log2は任意の数値精度で評価することができる.
  • Log2は自動的にリストに縫い込まれる.

例題

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  (5)

Log2は底が2の対数を与える:

実数の部分集合上でプロットする:

複素数の部分集合上でプロットする:

原点からシフトされた級数展開:

特異点における漸近展開:

スコープ  (43)

数値評価  (7)

数値的に評価する:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

複素数入力:

高精度で効率的に評価する:

Log2は実数値区間を扱うことができる:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算する:

配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のLog2関数を計算することもできる:

特定の値  (6)

固定点におけるLog2の値:

ゼロにおける値:

無限大における値:

引数0を与えると記号的な結果が与えられる:

Log2の零点:

Log2[x]=0.5となる x の値を求める:

可視化  (3)

Log2関数をプロットする:

の実部をプロットする:

の虚部をプロットする:

でプロットする:

関数の特性  (10)

Log2すべての正の値について定義される:

Log2は非零のすべての複素数値について定義される:

Log2関数の値域:

Log2は解析関数ではない:

有理型でもない:

Log2は負の実軸に沿って分枝切断線を持つ:

Log2は正の実数上で単調である:

Log2は単射である:

Log2は全射である:

Log2は非負でも非正でもない:

Log2x0について特異点と不連続点の両方を持つ:

Log2は正の実数上で凹である:

TraditionalFormによる表示:

定義  (3)

一次導関数:

高次導関数:

高次導関数をプロットする:

次導関数の式:

積分  (3)

Integrateを使って不定積分を計算する:

Log2の定積分:

その他の積分例:

級数展開  (5)

Seriesを使ってテイラー(Taylor)展開を求める:

の周りの最初の3つの近似のプロット:

SeriesCoefficientを使った級数展開の一般項:

FourierSeries

分枝切断線における漸近展開:

Log2はベキ級数に適用できる:

関数の恒等式と簡約  (6)

Log2の基本的な恒等式:

ベキ関数簡約の対数:

仮定の下で対数を簡約する:

積の対数:

底の変更:

実変数 x および y を仮定して展開する:

アプリケーション  (5)

関数方程式からの整列合併アルゴリズムの最悪の複雑さ:

最高の場合における整列合併アルゴリズムの複雑さ:

バブルソートは整列合併よりも漸近的に悪い:

半減期の単位でサンプルの寿命を求める:

より大きい整数を保存するために必要なビット数を計算する:

厳密な結果と比較する:

参加者(またはチーム)が2である単一のトーナメントで勝者を決定するのに必要なラウンド数を求める.そのためには,2を何乗すれば参加者(またはチーム)総数以上になるかを求める.

例えば,参加者が4人のトーナメントで勝者を決定するためには2ラウンド必要だが,32チームが参加するトーナメントで勝者を決定するためには5ラウンド必要になる.計算にLog2を使う:

特性と関係  (2)

Wolfram言語の機械実数を表すために使われるビット数:

仮定を使った簡約:

Wolfram Research (2008), Log2, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Log2.html.

テキスト

Wolfram Research (2008), Log2, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Log2.html.

CMS

Wolfram Language. 2008. "Log2." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Log2.html.

APA

Wolfram Language. (2008). Log2. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Log2.html

BibTeX

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BibLaTeX

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