Multicolumn
Multicolumn[list,cols]
指定の列数の格子に並べられた list の要素をフォーマットするオブジェクトである.
Multicolumn[list,{rows,Automatic}]
指定の列数の格子としてフォーマットする.
Multicolumn[list,{rows,cols}]
指定の行数と列数の格子としてフォーマットする.
Multicolumn[list]
list の要素をほぼ正方形にフォーマットする.
詳細とオプション
- Multicolumn[list,cols]は,すべての要素が表示されるように,最低限の数の行を使う.
- Length[list]が rows*cols より大きい場合には,Multicolumn[list,{rows,cols}]は list 内のすべての要素を表示はしない.
- Multicolumn[list]は,Sqrt[Length[list]]に近くなるように,行と列の数を計算する.
- Multicolumn[args]は,対応するGridになるように評価する.
- Multicolumnは,Gridと同じオプションを取る.
- Multicolumnは,まず第1列を埋め,次に第2列と順に続ける.
- Appearance->"Horizontal"と設定すると,結果の格子は,列ごとではなく,行ごとに埋められる.
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (3)
オプション (1)
Appearance (1)
デフォルトのAppearanceでは,データは上から下に並べられ,行の前に列を埋める:
データを左から右に並べる場合には,Appearance->"Horizontal"と設定する:
考えられる問題 (3)
Multicolumnのサイズに制約がある場合に,コンテンツは非常に狭くラップされることがある:
Multicolumn[list]は,正方形の次元を返すが,スクリーン上の見た目が正方形であるとは限らない:
Multicolumnは列を1列ずつ埋めていく.要求された列数に対してデータが足りないこともある:
結果の格子は適宜充填されおり,要求された数の列が含まれている:
Appearance->"Horizontal"という設定は,列ごとではなく行ごとに埋めていく:
テキスト
Wolfram Research (2014), Multicolumn, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Multicolumn.html.
CMS
Wolfram Language. 2014. "Multicolumn." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Multicolumn.html.
APA
Wolfram Language. (2014). Multicolumn. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Multicolumn.html