PasteButton
PasteButton[expr]
押されるたびに expr をペーストするボタンを表す.
PasteButton[label,expr]
label 付きのボタンを表示する.
詳細とオプション
- expr は,デフォルトで入力ノートブックの現行挿入点にペーストされる.
- PasteButton[notebook,label,expr]は,指定されたノートブックにペーストする.
- PasteButtonは,通常の方法で引数を評価する.つまり,expr は即座に評価される.
- PasteButton[Defer[expr]]は expr の未評価の形をペーストするボタンを作る.
- expr に選択プレースホルダがある場合,ペーストの際にこのプレースホルダに現行の選択オブジェクトが入れられる.
- 選択プレースホルダは記号のあるいは\[SelectionPlaceholder]で表される.
- label はどのような式でもよい.
- PasteButtonにはButtonと同じオプションを使うことができる.
- PasteButton[expr]はButton[expr,None,BaseStyle->"Paste"]で作られるものと機能が等しいボタンを作成する.
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (2)
オプション (13)
Appearance (1)
Defaultと"Pressed"での外観:
Enabled (2)
FrameMargins (1)
FrameMarginsを設定することで,ボタンのコンテンツエリアが大きくできる:
ImageMargins (1)
ImageMarginsを設定することで,ボタンエリアが大きくできる:
特性と関係 (2)
考えられる問題 (1)
PasteButton はクリックごとに引数を評価はしない:
Wolfram Research (2007), PasteButton, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PasteButton.html.
テキスト
Wolfram Research (2007), PasteButton, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PasteButton.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "PasteButton." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PasteButton.html.
APA
Wolfram Language. (2007). PasteButton. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PasteButton.html