ResourceRegister

ResourceRegister[resource]

名前で参照できるリソースオブジェクトの永続的なキャッシュを作る.

ResourceRegister[resource, loc]

リソースを永続値の場所 loc に保存する.

ResourceRegister[resource, {loc1,}]

リソースを複数の永続値の場所に保存する.

詳細とオプション

  • resourceResourceObjectまたはResourceFunctionでよい.
  • リソースのキャッシュにはメタデータとコンテンツが含まれる.
  • 永続値の場所はPersistenceLocationがサポートする値のいずれでもよい.
  • ResourceRegister[resource]ResourceRegister[resource,$PersistenceBase]に等しい.
  • プライベートリソースを登録すると,ResourceObject[name]やその他の適切な関数で名前を使って参照できるようになる.
  • 登録されたリソース名がその他のどのような関数に使えるかは,リソースの"ResourceType"による.
  • 公開されているWolframリポジトリからのリソースは,ResourceRegisterを使わなくても,常にResourceObject[name]を使って見付けることができる.
  • ResourceRegister[resource]はリソースを返す.
  • DeleteObjectは,リソース登録とリソースの任意のローカルキャッシュの両方を削除する.
  • リソースが"Local"PersistenceLocationに登録されている場合,リソースのコンテンツはLocalCache[resource]を使ってローカルにキャッシュされる.
  • リソースが"Cloud"PersistenceLocationに登録されている場合,リソースのコンテンツはCloudDeploy[resource]でクラウドに配備される.

例題

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  (2)

データリソースを作る:

リソースを登録する:

ResourceData内のリソース名を使ってデータを取り出す:

ResourceFunctionを登録する:

関数を名前で参照する:

スコープ  (2)

新たなデータリソースを作る:

このリソースは,名前では見付けられない:

リソースを登録すると,名前で見付けられるようになる:

新たなニューラルネットリソースを作る:

リソースをローカルマシンとWolfram Cloudに登録する:

特性と関係  (2)

リソースの登録はセッション間でも保持される:

リソースを登録し,カーネルセッションをQuitする:

リソースはディスクにキャッシュされているので,名前で参照することができる:

リソースの登録は削除するまで残る:

DeleteObjectは登録からリソースを削除する:

考えられる問題  (1)

同じ名前で別のリソースを登録すると,もとのリソースが後で登録されたリソースに置き換えられる:

リソースを名前で参照すると新たな結果が与えられる:

最初のリソースもまだ存在しており,ResourceObjectと一緒に使うことができる:

Wolfram Research (2017), ResourceRegister, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceRegister.html.

テキスト

Wolfram Research (2017), ResourceRegister, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceRegister.html.

CMS

Wolfram Language. 2017. "ResourceRegister." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceRegister.html.

APA

Wolfram Language. (2017). ResourceRegister. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceRegister.html

BibTeX

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BibLaTeX

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