UpperTriangularMatrixQ
詳細とオプション
- UpperTriangularMatrixQ[m,k]は m が正方行列ではなくても使うことができる.
- UpperTriangularMatrixQ[m,k]における正の k は主対角の上を示し,負の k は主対角の下を示す.
- UpperTriangularMatrixQは,SparseArrayオブジェクトおよび構造配列オブジェクトに使うことができる.
- 近似行列については,オプションTolerance->t を使って Abs[mij]≤t であるすべての成分を0であるとすることができる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (12)
オプション (1)
Tolerance (1)
Toleranceオプションを加えて10-12未満の数が0であるとみなす:
アプリケーション (3)
LUDecompositionは,行列を上三角行列と下三角行列の積に分解し,3つ一組の{lu,perm,cond}を返す:
l と u がそれぞれ下三角行列および上三角行列であることを確かめる:
SchurDecompositionは2×2ブロック上三角行列を与える:
この行列が最初の下対角要素から始まる上三角行列であることを確かめる:
JordanDecompositionは,相似変換 を介して,任意の行列を上三角行列に関連付ける:
特性と関係 (12)
UpperTriangularMatrixQは,行列ではない入力に対してはFalseを返す:
UpperTriangularizeはUpperTriangularMatrixQである行列を返す:
2つ(あるいはそれ以上)の上三角行列の積は上三角行列である:
UpperTriangularMatrixQ[m,0]はUpperTriangularMatrixQ[m]に等しい:
QRDecompositionは上三角行列を与える:
CholeskyDecompositionは上三角行列を与える:
HessenbergDecompositionは主対角の下の対角を加えた上三角行列を返す:
テキスト
Wolfram Research (2019), UpperTriangularMatrixQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/UpperTriangularMatrixQ.html.
CMS
Wolfram Language. 2019. "UpperTriangularMatrixQ." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/UpperTriangularMatrixQ.html.
APA
Wolfram Language. (2019). UpperTriangularMatrixQ. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/UpperTriangularMatrixQ.html