Wolfram言語におけるベクトルと行列のリストとしての一貫した表現は，任意の階数のテンソルにも拡張されており，Wolfram言語の強力なリスト操作関数を即座に数値的，記号的テンソルに適用することができる．

Table — 式から任意の階数のテンソルを構築する

Array — 関数からテンソルを構築する：Array[f,dims]

SparseArray — 疎な position⟶value 形式でテンソルを指定する

Dimensions — テンソルの次元

ArrayDepth — テンソルの階数

ArrayQ — オブジェクトが指定の階数のテンソルであるかどうかを判定する

MatrixForm — 任意の階数のテンソルを表示する

KroneckerDelta — 単位テンソル

LeviCivitaTensor — 完全に逆対称のテンソル

Band — 疎配列の帯構造を指定

Transpose — 任意の方法で指数を並べ替えて転置する

Dot (.) — ドット積

Inner — 一般化された内積

Outer — 一般化された外積

Tr — 一般化されたトレース

ArrayReduce — 関数（Total等）を使って任意のテンソルの指標を削減する

Flatten — 任意のレベルの列で平坦化

ArrayFlatten  ▪  Partition  ▪  PadLeft  ▪  PadRight