ビューアと注釈
Wolfram言語の動的インタラクティブシステムでは,どのようなオブジェクトでも動的に可視化したり,注釈を加えたりすることが容易である.Wolfram言語の記号的設計概念上ではコンストラクトは任意の方法でネスト化したり組み合せたりすることができ,コンテンツ,コントロールともに完全に動的かつプログラム的にすることが可能である.
TabView — オブジェクトの任意のリストがタブで選択できるようにする
SlideView — オブジェクトの任意のリストをスライドの列として見る
FlipView — 2つ以上のオブジェクトの表示を切り換える
MenuView ▪ OpenerView ▪ PopupView
Labeled — 任意のオブジェクトに任意のラベルを関連付ける
Framed — オブジェクトの周りに枠を付ける
Highlighted — オブジェクトをハイライトする
Squiggled — オブジェクトに波線のアンダーラインを付けて表示する
Overlay — 別のオブジェクトのオーバーレイとなっているオブジェクトを表示する
Panel — パネルにオブジェクトを置く
Text ▪ Style ▪ Row ▪ Column ▪ Grid
Placeholder — タイプする場所にラベルを付ける
Tooltip — 任意のオブジェクトに任意のツールチップを付加する
Mouseover — マウスがオブジェクトの上にきたときに何を表示するかを指定する
StatusArea — ウィンドウステータスエリアに文字列を置く
PopupWindow — 任意のコンテンツにポップアップウィンドウを付加する
AttachCell — ノートブックまたはウィンドウの一部に一時的なセルを貼付する
Annotation — オブジェクトに一般的な注釈を付加する
MouseAnnotation — マウスが上にきたときにオブジェクトの注釈を返す
Monitor — 計算の進行状況を監視する
Manipulate — 一般的なインタラクティブ操作
ListAnimate — グラフィックスやその他のオブジェクトのリストをアニメーション化する