Drop
Drop[list,n]
先頭からn 個の要素を取り除いた list を返す.
Drop[list,-n]
末尾からn 個の要素を取り除いた list を返す.
Drop[list,{n}]
n 番目の要素を取り除いた list を返す.
Drop[list,{m,n}]
m 番目から n 番目までの要素を取り除いた list を返す.
Drop[list,{m,n,s}]
m 番目から n 番目までの要素をステップ s で取り除いた list を返す.
Drop[list,seq1,seq2,…]
list の seqiで指定された要素がレベル i で取り除かれているネストされたリストを返す.
詳細
- Dropは,標準的な列の指定法を使用する.
-
All すべての要素 None 零要素 n 1から n までの要素 UpTo[n] 1から最高で n 個までの要素を可能なだけ -n 最後の n 個の要素 {n} n 番目の要素のみ {m,n} m 番目から n 番目までの要素 {m,n,s} m 番目から n 番目までの要素を刻み幅 s で - DropはListに限らず,任意の頭部を持ったオブジェクトに使用することができる.
- Drop[list,seq1,seq2]は,部分行列 list 以外のすべての要素を除去する.
- DropはSparseArrayオブジェクトに使うことができる.
- DropをAssociationオブジェクトに適用すると,指定された位置から要素が取り除かれたAssociationが返される.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (6)
スコープ (8)
一般化と拡張 (2)
考えられる問題 (1)
Dropは,たとえ要素が1つの場合でも,常にリストを返す:
テキスト
Wolfram Research (1988), Drop, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Drop.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1988. "Drop." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/Drop.html.
APA
Wolfram Language. (1988). Drop. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Drop.html