FileNameJoin
FileNameJoin[{"name1","name2",…}]
namei を繋いで現行のオペレーティングシステムに適したファイル名にする.
FileNameJoin[{CloudObject[…],"name2",…}]
nameiを指定されたクラウドオブジェクト内のパスと繋げる.
FileNameJoin[{LocalObject[…],"name2",…}]
nameiを指定されたローカルオブジェクトのパスと繋げる.
FileNameJoin["name1","name2", …]
FileNameJoin[{"name1","name2",…}]に等しい.
詳細とオプション
- "namei"は,個々の名前でもパス名のセパレータを含むファイルパスでもよい.
- FileNameJoin[{"","name1",…}]はパス名のセパレータで始まる絶対ファイルパスを返す.
- FileNameJoin[…,OperatingSystem->"os"]は指定されたオペレーティングシステムの形式でファイル名を返す.使用可能な選択肢は"Windows","MacOSX"および"Unix"である.
- FileNameJoinはファイル名を組み立てるだけである.指定されたファイルを実際に検索することはない.
- FileNameJoin["name"]は,パス名のセパレータを使用中のオペレーティングシステムに適したものにしてファイル名"name"を正規化する.
- FileNameJoin[{URL["file:///path"],"name2",…}]は,指定されたファイルベースのURLのパスに nameiを繋げる. »
例題
すべて開くすべて閉じるアプリケーション (1)
$LocalBaseのサブディレクトリへのパスを得る:
特性と関係 (2)
考えられる問題 (1)
FileNameJoinで生成されたクラウドパスに配備すると,親オブジェクトがディレクトリではない場合は失敗する:
テキスト
Wolfram Research (2008), FileNameJoin, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FileNameJoin.html (2024年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2008. "FileNameJoin." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2024. https://reference.wolfram.com/language/ref/FileNameJoin.html.
APA
Wolfram Language. (2008). FileNameJoin. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FileNameJoin.html