ImageTrim
ImageTrim[image,roi]
指定した関心領域 roi を含む image の最小の部分画像を与える.
ImageTrim[image,roi,r]
結果の画像にサイズ r の余白を加え直す.
ImageTrim[image,{roi1,roi2,…},…]
roiiで指定された複数の部分画像を image から抽出する.
ImageTrim[video,…]
video から複数の部分画像を抽出する.
詳細とオプション
- 画像のトリミングは,画像の切取りとしても知られるものであるが,画像から境界画素を取り除くことで,関心領域の抽出によく使われる.
- ImageTrim[image,roi]は,関心領域 roi を含む部分画像を返す.領域 roi は以下のいずれでもよい.
-
{{x1,y1},…}あるいは {{x1,y1,z1},…} 2Dあるいは3Dの画像の位置のリスト region 2Dあるいは3Dの幾何学領域(Point,Disk等) maskimage 2Dオブジェクトあるいは3Dオブジェクトの非零の画素 f 関数 f が返した領域 - 動画入力の切取り指定は,全フレームについて固定した指定でも時間の関数(開始時点からの秒数)でもよい.
- ImageTrimは標準的画像座標系を想定する.
- 整数の座標値では,トリミング画像に点に接するすべての画素が含まれる.座標は画素の中心にある. »
- ImageTrim[image,{pt1,…},{rx,ry}]は水平方向と垂直方向に異なるマージンを指定する.
- 次は使用可能なオプションである.
-
DataRange Full image 中の画素位置の範囲 Padding None 使用する充填方法 - デフォルトで,存在する要素数が要求された数に満たない場合,ImageTrimは存在する要素だけを返す.Padding オプションをデフォルト以外に設定すると,もとの画像の範囲外の画素も含むことができる. »
- 次はDataRangeの可能な設定である.
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Automatic 2Dでは{{0,1},{0,h/w}},3Dでは{{0,1},{0,d/w},{0,h/w}} Full 2Dでは{{0,w},{0,h}},3Dでは{{0,1},{0,d},{0,h}}(デフォルト) {{left,right},{bottom,top}} 2Dにおける明示的な座標範囲 {{left,right},{front,back},{bottom,top}} 3Dにおける明示的な座標範囲
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (7)
関心領域 (3)
オプション (2)
アプリケーション (7)
Wolfram Research (2010), ImageTrim, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTrim.html (2021年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2010), ImageTrim, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTrim.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "ImageTrim." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTrim.html.
APA
Wolfram Language. (2010). ImageTrim. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTrim.html