InitializationValue

InitializationValue[sym]

シンボル sym を初期化する，設定可能な永続値を表す．

InitializationValue["context`name"]

指定された完全名を持つシンボルの，設定可能な初期化の値を表す．

InitializationValue[sym,{loc1,…}]

可能な初期化の値を検索する永続値の場所を指定する．

詳細とオプション

例題

すべて開くすべて閉じる

例  (2)

カーネルを開始するたびに評価する値を設定する：

変数の初期化の値を設定する：

定義された任意の初期化の値を入手する：

現行カーネルセッションの永続値からの変数を初期化する：

初期化の値を削除する：

スコープ  (1)

デフォルトの永続値の場所で初期化の値を設定する：

"KernelSession"の永続的な場所で初期化の値を設定する：

$PersistencePathで見付かった最初の値が使われる：

これまでに定義された初期化の値を求める：

一般化と拡張  (1)

並列サブカーネルの初期化の値を設定する：

新たに起動されたすべての並列サブカーネルがこの値を使う：

初期化の値を削除する：

オプション  (5)

EvaluationEnvironment  (1)

並列サブカーネルの初期化の値を設定する：

MergingFunction  (1)

変数のデフォルト値を与える：

変数の初期化値についてカスタムのマージ関数を設定する：

別の永続値の場所で初期化値を指定する：

$PersistencePathにあるすべての値のリストを返すためにカスタムのマージ関数が使われる：

特定の値の検索に別のマージ関数を使う：

ValuePreprocessingFunction  (1)

初期化値にデフォルトの値を与える：

整数しか取らないカスタム値の前処理関数を設定する：

任意の永続値の場所で整数を割り当てる：

それ以外のものを割り当てるとエラーメッセージが生成され，割当ては行われない：

PersistenceTime  (1)

5秒で有効期限が切れる初期値を定義する：

ExpirationDate  (1)

来年の初めに有効期限が切れる初期化の値を定義する：

アプリケーション  (2)

現行のフロントエンドセッションで開始された全カーネルの，デフォルトの永続ベースをオーバーライドする：

カーネルを終了し，再スタートする：

$GeoLocationの値を自分のログインアカウントに設定する：

特性と関係  (2)

初期値は永続オブジェクトに保存される：

編集可能な永続値の場所すべてにある既存の初期化の値をリストする：

それらを削除する：

考えられる問題  (1)

別々の場所にあるシンボルのための2つの初期化の値を作る：

Removeは，デフォルトで，$PersistenceBaseで与えられた場所にある値だけを削除する：

$PersistencePathで与えられた場所のどこかにあるかもしれないすべての値を削除する：

Wolfram Research (2017), InitializationValue, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/InitializationValue.html （2019年に更新）.

テキスト

Wolfram Research (2017), InitializationValue, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/InitializationValue.html （2019年に更新）.

CMS

Wolfram Language. 2017. "InitializationValue." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/InitializationValue.html.

APA

Wolfram Language. (2017). InitializationValue. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/InitializationValue.html

BibTeX

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BibLaTeX

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