LocalObject
新たな無記名のローカルオブジェクトを表す.
LocalObject["file:///…"]
指定されたファイルパスのローカルオブジェクトを表す.
LocalObject["relpath"]
指定された相対パスのローカルオブジェクトを表す.
LocalObject["relpath","lbase"]
ベース lbase と相対的なローカルオブジェクトを表す.
詳細
- 相対パスは$LocalBaseと結合される.
- LocalObject[File["path"]]およびLocalObject[relpath,File["path"]]もサポートされている.
- DeleteObject[LocalObject[…]]はローカルオブジェクトを削除する.
- LocalObject[…]["property"]は与えられたローカルオブジェクトについて指定された特性の値を与える.
- 次は,ローカルオブジェクトの特性である.
-
"URL" 絶対ファイル.ローカルオブジェクトのURL "Type" ローカルオブジェクトに保存されている情報のタイプ "ObjectFile" メタデータファイルの絶対パス "DataFile" データファイルの絶対パス - LocalObject[…]["Properties"]は指定されたローカルオブジェクトについてサポートされるすべての特性のリストを与える.
- LocalObject[…][All]は与えられたローカルオブジェクトの全特性について propertyvalue ペアの連想を与える.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
スコープ (8)
ローカルオブジェクトをPutおよびGetで使って式を永続的に保存することができる:
ローカルオブジェクトをExportおよびImportで使ってデータを永続的に保存することができる:
ローカルオブジェクトをCopyFileで使ってファイルを永続的に保存することができる:
ローカルオブジェクトをSaveで使って定義を永久的に保存することができる:
保存された定義はGetを使ってWolfram言語に読み込むことができる:
ローカルオブジェクトをDumpSaveで使って定義を永久に保存することができる:
ローカルオブジェクトはDeleteObjectで削除することができる:
ローカルオブジェクトはLocalObjectsでリストすることができる:
一般化と拡張 (3)
ファイルパスはFileで指定することもできる:
特性と関係 (9)
相対パスは$LocalBaseと結合される:
ローカルシンボルはディレクトリ$LocalSymbolBaseに保存されたローカルオブジェクトである:
ファイルスキームURLはExpandFileNameを使ってパスに変換できる:
ローカルオブジェクトはExpandFileNameで直接与えることもできる:
ファイルスキームURLとローカルオブジェクトをFileNameSplitで使うことができる:
CloudObjectはクラウド内の永続的な保存のために提供される:
キャッシュとして使われているすべてのローカルオブジェクトを求める:
RenameFileはローカルオブジェクトに使うことができる:
FileNameJoinはローカルオブジェクトに使うことができる:
考えられる問題 (2)
LocalObjectをそれ自体によって適用しても参照されたファイルは作成されない:
テキスト
Wolfram Research (2015), LocalObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/LocalObject.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "LocalObject." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/LocalObject.html.
APA
Wolfram Language. (2015). LocalObject. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/LocalObject.html