QuantityVariable
QuantityVariable[var,"pq"]
ラベル var が付き,対応する物理量が"pq"である変数を表す.
QuantityVariable["pq"]
ラベルが付いていない物理量"pq"を表す.
詳細
- サポートされる物理量には,"Length","ElectricCurrent"および"ChemicalPotential"のように,物理・化学両分野のものが含まれる.また,"Angle"および"Money"のような数学および金融分野の物理量も含まれる.
- 物理量の組合せや"PhysicalQuantity"実体もサポートされている.
- pq はその次元における pq の大きさを示す(QuantityVariableDimensionsで返されるような)順序次元対を使って指定することもできる.
- QuantityVariableのInformationは次の特性を含むことがある.
-
"Identifier" 数量変数に関連付けられた識別子 "PhysicalQuantity" 物理量 "UnitDimensions" 物理次元 "CanonicalUnit" 正準単位
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
スコープ (2)
QuantityVariableオブジェクトは自由式入力()を使って構築することができる:
物理量の組合せを使ってQuantityVariableを作る:
特性と関係 (8)
QuantityVariableIdentifierを用いてQuantityVariableから記号を抽出することができる:
物理量はQuantityVariablePhysicalQuantityで回復することができる:
FormulaDataはQuantityVariableオブジェクトを返す:
QuantityVariable内で使われる物理量を,FormulaLookupを用いた公式の検索に用いることができる:
任意の記号は任意の物理量とともに用いることができる.制限はない:
記号的な結果でQuantityVariableを使うことができる:
DSolve等の関数でQuantityVariableを使う:
"PhysicalQuantity"実体をQuantityVariableの引数として使うことができる:
ResourceFunctionの"PhysicalQuantityLookup"を使って単位と数量から物理量と数量変数を求める:
テキスト
Wolfram Research (2014), QuantityVariable, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/QuantityVariable.html (2019年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "QuantityVariable." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/QuantityVariable.html.
APA
Wolfram Language. (2014). QuantityVariable. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/QuantityVariable.html