WOLFRAM

Wolfram言語 ＆ システムドキュメントセンター

URLDownload[url]

指定されたURLのコンテンツをローカルの一時ファイルにダウンロードする．

URLDownload[{url1,url2,…}]

指定されたURLのコンテンツをローカルの一時ディレクトリにダウンロードする．

URLDownload[url,file]

指定のファイルをダウンロードする．

URLDownload[{url1,url2,…},dir]

指定のディレクトリにダウンロードする．

URLDownload[HTTPRequest[…],…]

指定のHTTPリクエストの結果をダウンロードする．

URLDownload[{req1,req2,…},…]

HTTPリクエストのリストの結果をダウンロードする．

URLDownload[req,loc,elem]

応答から要素 elem だけを返す．

URLDownload[req,loc,{elem1,elem2,…}]

要素 elemiの値の連想を返す．

詳細とオプション
Details and Options Details and Options
例題  
例  
オプション  
CookieFunction  
FollowRedirects  
TimeConstraint  
VerifySecurityCertificates  
特性と関係  
考えられる問題  
関連項目
関連するガイド
履歴
引用書式

URLDownload

URLDownload[url]

指定されたURLのコンテンツをローカルの一時ファイルにダウンロードする．

URLDownload[{url1,url2,…}]

指定されたURLのコンテンツをローカルの一時ディレクトリにダウンロードする．

URLDownload[url,file]

指定のファイルをダウンロードする．

URLDownload[{url1,url2,…},dir]

指定のディレクトリにダウンロードする．

URLDownload[HTTPRequest[…],…]

指定のHTTPリクエストの結果をダウンロードする．

URLDownload[{req1,req2,…},…]

HTTPリクエストのリストの結果をダウンロードする．

URLDownload[req,loc,elem]

応答から要素 elem だけを返す．

URLDownload[req,loc,{elem1,elem2,…}]

要素 elemiの値の連想を返す．

詳細とオプション

  • URLDownload[url]は，ディレクトリ$TemporaryDirectoryにローカルの一時ファイルを作る．
  • URLDownload[{url1,url2,…}]は，ディレクトリ$TemporaryDirectoryにローカルの一時ファイルを作る．
  • URLDownload[url,…]は作成したFile[…]オブジェクトを返す．URLが見付からなかったりファイルが作れなかったりした場合はFailure[…]オブジェクトを返す．
  • URLDownload[{url1,url2,…},…]はFile[…]オブジェクトあるいはFailure[…]オブジェクトのリストを返す．
  • URLDownload[{url1,url2,…},…]では，作成されたファイルは受信したハンドラから生成された，あるいはURLパス urliの最終要素の名前を持つ．同じ名前のファイルがすでに存在する場合は，接尾辞"-n"が加えられる．
  • URLDownload[req,…]とURLDownload[{req1,req2,…},…]では，リクエストはHTTPRequest[…]オブジェクトまたはURLReadにおけるような成分とメタデータ要素を与える連想でよい．
  • URLDownloadは次のオプションを取る．
  • AuthenticationNone送信する認証情報
    CookieFunction Automatic受信した各クッキーに適用する関数
    FollowRedirects TrueHTTPリダイレクトを追跡するかどうか
    InteractiveTrueインタラクティブな認証ダイアログを許可するかどうか
    TimeConstraint Infinity応答を待つ時間
    VerifySecurityCertificates TrueSSLセキュリティ証明を検証するかどうか
  • TimeConstraint->t のときは，URLへの接続とそこからの読取りに最大 t 秒が許容される．
  • TimeConstraint-><|"Connecting"->tc,"Reading"->tr|>は，URLへの接続とそこからの読取りに別々の制限時間を指定する．
  • URLDownload[req,loc,elem]では，以下の要素を使うことができる．
  • "File"応答の本文を読むファイルオブジェクト
    "Headers"応答で受信したヘッダのリスト
    "Cookies"応答で受信したクッキーのリスト
    "ContentType"コンテンツタイプヘッダ
    "StatusCode"サーバが返した状態コード
    "StatusCodeDescription"状態コードのテキストによる説明
    {elem1,elem2,…}要素 elemiの連想
    Automatic記号Fileオブジェクト
    All全要素の連想

例題

すべて開く すべて閉じる

例  (3)

次は，URLのコンテンツを保存する：

ファイルをダウンロードし，サーバから返されたステータスコードをチェックする：

接続に関する情報を集める：

より複雑なリクエストにはHTTPRequestを使う：

オプション  (4)

CookieFunction  (1)

HTTP応答を受信したときに受信した各クッキーに関数を適用する：

FollowRedirects  (1)

URLを受信する際に，HTTPリダイレクトに従うかどうかを指定する：

TimeConstraint  (1)

サーバからのデータのダウンロードに割り当てられた時間を秒単位で指定する：

VerifySecurityCertificates  (1)

サーバが使ったSSL証明が有効かどうか確かめる：

特性と関係  (2)

FileとCloudObjectは完全にサポートされている：

ImportあるいはURLExecuteを使ってHTTPRequestを行う：

考えられる問題  (1)

URLDownloadはホストが応答を返せないときはFailureを返す：

URLDownloadは，たとえ"StatusCode"がクライアントまたはサーバのエラーを示しても，常にサーバの応答をダウンロードする：

Wolfram Research (2016), URLDownload, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/URLDownload.html.

テキスト

Wolfram Research (2016), URLDownload, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/URLDownload.html.

CMS

Wolfram Language. 2016. "URLDownload." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/URLDownload.html.

APA

Wolfram Language. (2016). URLDownload. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/URLDownload.html

BibTeX

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BibLaTeX

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