Association
Association[key1val1,key2val2,…]またはkey1val1,key2val2,…
キーと値の連想を表す.
詳細
- 任意の key に関連付けられている値は assoc[key]を使って抽出することができる.
- Associationは記号指標の付いたリストのように振る舞う.任意の key に関連付けられている値は,部分指定Key[key]を使って抽出することができる.key が文字列の場合は,Keyを省略することができる.
- assoc 中に key がない場合,assoc[key]はMissing["KeyAbsent",key]を返す.
- assoc[key]=val(assoc は値がAssociationのシンボル)を使って key と val を連想にしたり再設定したりできる.
- Map,Select,Sort等のよく使われるリスト操作は,連想中の値に適用され,キーは変更されずに残る.
- Association[{key1->val1,…}]は<key1->val1,… >を与える.
- 同じキーを持つ複数の要素がある場合,これらの要素の最後のものを除くすべてが削除される.Mergeは,代りに繰り返されるキーの値のリストを与える.
- Associationは,\[LeftAssociation]および\[RightAssociation]の記号を使って入力することができる.
- NormalはAssociationを規則のリストに変換する.
- KeyValuePatternを使って特定の要素を含む連想のためのパターンを表すことができる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (8)
スコープ (11)
不在の要素はMissingで表される:
Lookupでは,デフォルト値を与えることができる:
Associationを引数として使って関数を定義する:
KeyValuePatternを使うと連想中の任意の要素をマッチすることができる:
KeyValuePatternは連想中のどこにある要素でもマッチすることができる:
特性と関係 (5)
考えられる問題 (2)
Wolfram Research (2014), Association, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html (2016年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2014), Association, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html (2016年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "Association." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2016. https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html.
APA
Wolfram Language. (2014). Association. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html