Association

Association[key1val1,key2val2,]またはkey1val1,key2val2,

キーと値の連想を表す.

詳細

  • 任意の key に関連付けられている値は assoc[key]を使って抽出することができる.
  • Associationは記号指標の付いたリストのように振る舞う.任意の key に関連付けられている値は,部分指定Key[key]を使って抽出することができる.key が文字列の場合は,Keyを省略することができる.
  • assoc 中に key がない場合,assoc[key]Missing["KeyAbsent",key]を返す.
  • assoc[key]=valassoc は値がAssociationのシンボル)を使って keyval を連想にしたり再設定したりできる.
  • MapSelectSort等のよく使われるリスト操作は,連想中の値に適用され,キーは変更されずに残る.
  • Association[{key1->val1,}]<|key1->val1,|>を与える.
  • 同じキーを持つ複数の要素がある場合,これらの要素の最後のものを除くすべてが削除される.Mergeは,代りに繰り返されるキーの値のリストを与える.
  • Associationは,\[LeftAssociation]および\[RightAssociation]の記号を使って入力することができる.
  • NormalAssociationを規則のリストに変換する.
  • KeyValuePatternを使って特定の要素を含む連想のためのパターンを表すことができる.

例題

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  (8)

キーaが値xに,キーbが値yに,という具合に関連付けられている連想:

キーbに関連付けられた値を抽出する:

規則のリストを連想に変換する:

連想を規則のリストに変換する:

キーは,多くの操作に対して「透過的」である:

Positionは,連想中のキーを与える:

連想に追加する:

遅延型の規則を使って値が評価されずに保存される連想を構築することができる:

連想中の値は抽出される際に評価される:

連想中の値は部分のように抽出することができる:

連想中のキーが文字列の場合,それを部分として取り出すために,明示的なKeyは不要である:

数値による部分指定は,連想に対して構造的に働く:

連想中の検索は,リストの部分およびその他の式と相互運用される:

キーが文字列の場合は,明示的なKeyを省略することができる:

Keysは,キーのリストを抽出する:

連想は,値をリセットすることで変更することができる:

スコープ  (11)

連想は任意数の要素に使うことができる:

連想から値を抽出することは,非常に効率がよい:

連想は,連想を含む任意の式をキーとして持つことができる:

不在の要素はMissingで表される:

Lookupでは,デフォルト値を与えることができる:

連想はパターンマッチングに使うことができる:

連想からキーと値を抽出する:

関数の引数を置換する:

特定のキーで規則を取り出す:

長さ2の連想のみにフィルタをかける:

Associationを引数として使って関数を定義する:

ネストした連想を関数の引数として使う:

KeyValuePatternを使うと連想中の任意の要素をマッチすることができる:

KeyValuePatternは連想中のどこにある要素でもマッチすることができる:

特性と関係  (5)

Valuesは,連想から値を抽出する:

Keysは,連想からキーを抽出する:

Normalは,連想を規則のリストに変える:

連想は,繰り返されるキーの最後のものしか保存しない:

連想が変更されたときは,新たなコピーが作られる:

vは変更されているが,wは変わっていない:

連想の長さは0でもよい:

考えられる問題  (2)

Associationは,構造的な関数では,2レベルではなく,1レベルとして数えられる:

規則のリストは2レベルである:

Associationの頭部を置換するとキーが失われる:

Associationから規則を抽出する:

Wolfram Research (2014), Association, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html (2016年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2014), Association, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html (2016年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2014. "Association." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2016. https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html.

APA

Wolfram Language. (2014). Association. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Association.html

BibTeX

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