Region

Region[reg]

幾何学領域を表す.

Region[reg,options]

指定されたオプションを使う領域を与える.

詳細とオプション

  • Region[]は,ノートブックに,埋込み次元が1,2,3の領域のプロットとして表示される.
  • Region[reg,]は,構造Region[reg,data,]を持つ最適化された標準形に常に変換される.
  • Regionには,埋込み次元2についてはGraphics,埋込み次元3についてはGraphics3Dと同じオプションに,以下の追加・変更を加えたものが使える.
  • PlotTheme $PlotTheme全体的なテーマ
    RegionSizeAutomatic領域の印刷サイズ
  • PlotThemeの可能な設定には,共通の基本テーマ,フォントの特徴テーマ,サイズの特徴テーマがある.
  • Regionは,RegionMemberRegionDistanceRegionMeasureNIntegrate等の関数で使うことができる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (3)

単位円版:

MeshRegionは追加的なメッシュ構造があるRegionである:

Regionは,メッシュ構造を持たないもとになっている三次元点集合を表す:

Regionにスタイル付けする:

スコープ  (35)

領域  (14)

1D領域  (3)

厳密に0DのRegionは点集合である:

厳密に1DのRegionは線分の集合である:

Regionは次元が異なる要素を組み合せることができる:

2D領域  (5)

厳密に0DのRegionは点集合である:

厳密に1DのRegionは線分の集合である:

厳密に2DのRegionは多角形の面の集合である:

Regionは次元が異なる要素を組み合せることができる:

GeoGridPositionを使った多角形:

3D領域  (6)

厳密に0DのRegionは点集合である:

厳密に1DのRegionは線分の集合である:

厳密に2DのRegionは多角形の面の集合である:

厳密に3DのRegionは多面体の集合である:

多面体のセルにはConeCuboidPyramid等が含まれる:

Regionは次元が異なる要素を組み合せることができる:

PolygonCoordinatesは地理実体の多角形に使うことができる:

GeoPositionを使った多角形:

GeoPositionXYZを使った多角形:

GeoPositionENUを使った多角形:

プレゼンテーション  (8)

白黒のテーマを使う:

詳細なテーマを使う:

ビジネス用のテーマを使う:

マーケティング用のテーマを使う:

必要最小限のテーマを使う:

科学用のテーマを使う:

Web用のテーマを使う:

古典的なテーマを使う:

特性  (8)

埋込み次元:

幾何次元:

点の帰属判定:

これを可視化する:

測度は,1D領域はArcLength,2D領域はArea,3D領域はVolumeである:

それぞれの重心を計算する:

点からの距離:

これを可視化する:

点からの符号付き距離:

これを可視化する:

領域内の最近点:

Regionは常に有界である:

境界を得る:

Region上でIntegrate(積分)する:

ラッパー  (5)

Regionにラッパーを使う:

ラッパーはネストさせることができる:

Tooltipのようなラッパーにインタラクティブな動作を加える:

ツールチップには任意のオブジェクトを使うことができる:

Buttonを使って,Regionをクリックしたときに何らかのアクションが引き起こされるようにする:

PopupWindowを使って情報のドリルダウンを加える:

オプション  (96)

AlignmentPoint  (1)

座標を使って3DInset内で揃える位置を指定する:

AspectRatio  (1)

AspectRatioに数値を使う:

Axes  (2)

すべての軸を描画する:

軸は描画するが 軸は描画しない:

AxesEdge  (2)

境界ボックスの辺を自動的に選んで軸を描く:

境界ボックスの辺を自動的に選んで軸を描く:

AxesLabel  (2)

軸のラベルを置く:

各軸のラベルを指定する:

AxesOrigin  (2)

どこで軸を交差させるかを自動的に決定する:

軸の原点を明示的に指定する:

AxesStyle  (2)

目盛と目盛ラベルを含む全体的な軸のスタイルを指定する:

各軸のスタイルを指定する:

Background  (1)

背景色を指定する:

BaselinePosition  (3)

グラフィックスの中心をテキストのベースイラインと揃える:

Scaledを使ってグラフィックスのベースラインを高さの割合として指定する:

グラフィックスの軸をベースラインとして使用する:

BaseStyle  (2)

最初のスタイルを設定する:

最初のスタイルを複数設定する:

Boxed  (2)

境界ボックスの辺を描く:

境界ボックスの辺は描かない:

BoxRatios  (2)

境界ボックスの辺の比を指定する:

比に実際の座標値を使う:

BoxStyle  (1)

境界ボックスに破線を使う:

Epilog  (1)

軸を含むグラフィックスの上に円板を描く:

FaceGrids  (4)

3Dグラフィックスのすべての面に格子を置く:

両面に格子を置く:

平面に面格子を置く:

平面で,に格子を置く:

FaceGridsStyle  (1)

面格子の全体的なスタイルを指定する:

Frame  (2)

グラフィックス全体の周囲に枠を描く:

左右の辺上に枠を描く:

FrameLabel  (2)

底辺と左の辺の枠ラベルを指定する:

各辺のラベルを指定する:

FrameStyle  (2)

全体的な枠のスタイルを指定する:

各枠辺のスタイルを指定する:

FrameTicks  (3)

枠は置くが目盛は置かない:

底辺と左の枠辺に目盛マークラベルを置く:

底辺と右の辺に枠目盛を置く:

FrameTicksStyle  (2)

枠目盛と枠目盛ラベルのスタイルを指定する:

各辺の枠目盛のスタイルを指定する:

GridLines  (3)

2Dグラフィックスの周りに格子線を置く:

特定の位置に格子線を描く:

各格子のスタイルを指定する:

GridLinesStyle  (1)

全体的な格子スタイルを指定する:

ImageMargins  (3)

ImageSizeの外側に余白は置かない:

すべての側に20ポイントの余白を置く:

特定の位置に格子線を描く:

ImagePadding  (4)

プロット範囲の外側は充填しない:

描かれているすべてのオブジェクトトラベルに対して十分な充填を行う:

すべての側に充填を印刷用ポイント数で指定する:

すべての側に同じ充填を印刷用ポイント数で指定する:

ImageSize  (3)

定義済みの記号によるサイズを使う:

明示的な画像幅を使う:

明示的な画像の幅と高さを使う:

LabelStyle  (1)

ラベルのようなすべての要素について,全体的なスタイルを指定する:

Lighting  (4)

周辺照明は場のすべての表面に一様に適用される:

色が異なる方向のあるライト:

色の異なる点光源を使う:

色の異なるスポットライト:

PlotLabel  (2)

グラフィックスの天辺にTraditionalFormでラベルを表示する:

Styleと他のタイプセット関数を使ってラベルの見え方を変更する:

PlotRange  (3)

すべてのオブジェクトを表示する:

の範囲を明示的に選ぶ:

PlotRangeでの切取りを強制する:

PlotRange->sPlotRange->{{-s,s},{-s,s}}に等しい:

PlotRangeClipping  (2)

グラフィックスオブジェクトがPlotRangeの外側に広がるのを許す:

すべてのグラフィックスオブジェクトをPlotRangeで切り取る:

PlotRangePadding  (3)

すべての側に1座標単位の充填を行う:

Scaled座標を使って充填を行う:

各側に異なる充填を指定する:

PlotRegion  (3)

グラフィックスのコンテンツは領域全体を使う:

グラフィックスのコンテンツが各方向に領域の半分しか使わないように制限する:

ImagePaddingを使ってグラフィックスの周囲に充填を加えることもできる:

PlotTheme  (3)

基本テーマ  (2)

一般的な基本テーマを使う:

白黒のテーマを使う:

特徴テーマ  (1)

テーマを使ってメッシュセルからのサンプル点を描く:

Prolog  (1)

背景として使う単純なグラフィックスを定義する:

これを複数のメッシュ領域に使う:

RotateLabel  (2)

垂直枠のラベルを回転させるように指定する:

垂直枠のラベルを回転させないように指定する:

SphericalRegion  (2)

一連の画像が,その方向と無関係に一定の大きさになるようにする:

SphericalRegionを使わないと,各画像は可能な限り大きくなる:

Ticks  (3)

軸は描くが目盛マークは描かない:

自動的に目盛マークを置く:

目盛マークを特定の位置に置く:

TicksStyle  (2)

目盛と目盛マークのスタイルを指定する:

軸と 事項の目盛のスタイルを別々に指定する:

ViewAngle  (1)

シミュレーションカメラに特定の角度を使う:

ViewCenter  (1)

オブジェクトの右上コーナーを最終画像の中心に置く:

ViewMatrix  (1)

負の 方向からの,メッシュ領域の直交ビュー:

ViewPoint  (3)

特別のスケールされた座標を使ってビューポイントを指定する:

記号的なビューポイントを使う:

直交ビューを指定する:

ViewRange  (2)

デフォルトで,範囲はすべてのオブジェクトを含むのに十分になっている:

カメラからの含むべき最短距離と最長距離を指定する:

ViewVector  (1)

通常の座標を使ってビューベクトルを指定する:

ViewVertical  (2)

最終画像の垂直方向として 軸方向を使う:

垂直方向のさまざまなビュー:

特性と関係  (2)

Regionは任意の幾何次元を持つことができる:

RegionQを使ってある領域がRegionかどうかを判定することができる:

Wolfram Research (2017), Region, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Region.html (2017年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2017), Region, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Region.html (2017年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2017. "Region." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2017. https://reference.wolfram.com/language/ref/Region.html.

APA

Wolfram Language. (2017). Region. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Region.html

BibTeX

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BibLaTeX

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