Save
Save["filename",symbol]
シンボル symbol に関連付けられた定義情報をファイル名 filename で指定されるファイルに追加する.
Save["filename","patt"]
文字列パターン"patt"で照合されるすべてのシンボルについて定義情報を追加する.
Save["filename","context`"]
コンテキストにあるすべてのシンボルについて定義情報を追加する.
Save["filename",{object1,object2,…}]
複数のオブジェクトに関連付けられている定義情報を追加する.
詳細とオプション
- Saveは,補助定義を含めるためにFullDefinitionを使用する.
- Saveは,InputFormで定義を書き出す.
- SaveはNamesを使い,与えられたパターンへのシンボル名の照合を行う.
- 書式Save["filename","s"]を使うことで,シンボル s の値自体に関する定義を書き出させる.
- Saveは,ローカルオブジェクトおよびクラウドオブジェクトに使うことができる.
- Save[File["filename"],…]もサポートされている.
- 次は,使用可能なオプションである.
-
ExcludedContexts Automatic 再帰的包含から除外されるコンテキスト IncludedContexts All 再帰的包含に考慮されるコンテキスト
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
スコープ (3)
オプション (2)
ExcludedContexts (1)
特性と関係 (3)
SaveはFullDefinitionの出力をファイルに書き込む:
保存された定義は,Getを使ってWolfram言語に読み込むことができる:
デフォルトで,"System`"シンボルの定義は取得されない:
ExcludedContexts{}を使って全コンテキストからの定義を取得する:
テキスト
Wolfram Research (1988), Save, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Save.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1988. "Save." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/Save.html.
APA
Wolfram Language. (1988). Save. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Save.html