HTMLFragment (.html)

予備知識

    • 登録MIMEタイプ:text/html
    • HTMLマークアップ言語およびファイル形式.
    • Webページの作成のための主要言語.
    • HTMLはから派生した頭字語である.
    • テキスト形式.
    • Webページの外観について,構造と側面を記述する.
    • 1993年に初めてInternet Engineering Task Force (IETF)の作業草案として公開された.
    • 1996年よりワールドワイドウェブコンソーシアム(W3C)が保守管理を行っている.
    • 最新のバージョンは1999年にW3C勧告として公開された4.01である.
    • 国際標準ISO/IEC 15445:2000.
    • XHTMLの前身.

Export

オプション

  • $HTMLExportRulesはエキスポートオプションと値を含む規則のリストである.
  • "HTMLFragment"はすべての文字を自動的にHTMLの実体に変換する.
  • Exportオプション:
  • "AudioOutput""FLAC"音声式の表現方法
    "DateFormat"Automatic日付の整形方法
    "FilesDirectory"Automaticエキスポートのためのファイルディレクトリ
    "FilesPrefix"Automaticエキスポートの際に返すURL
    "FullDocument"Automatic完全なHTMLドキュメントをエキスポートするかどうか
    "Graphics3DOutput""PNG"3Dグラフィックス式の表現方法
    "GraphicsOutput""SVG"グラフィックス式の表現方法
    "ImageOutput""PNG"画像式の表現方法
    "MathOutput""PNG"タイプセット式の表現方法
    "NumericOutput"Automatic数式の表現方法
    "RenderFormat""HTML"描画中に使用する形式
    "StaticPrefix"AutomaticWebサーバ上の場合に返すURL
    "StaticRoot"Automaticディスク上の実際のパス
    "TemplateEnvironment"<||>"TemplateFunction"が適用された場合に使用する環境
    "TemplateFunction"Automaticエキスポート処理中に使用する関数またはXMLTemplate
    "URIHandler""DataURI"生成されたURLの表現方法
    "XMLTransformationFunction"None変換の前に適用するXML変換関数
  • "AudioOutput"は任意の組込み「音声形式」に変換される.
  • "DateFormat"には形式または関数が使用できる.
  • "GraphicsOutput""Graphics3DOutput""MathOutput"の可能な設定:
  • "CDF"対象の式を埋め込みCDFに変換する
    "DisplayForm"対象の式をその外観に似たASCIIに変換する
    "GIF"対象の式をGIFに変換する
    "InputForm"対象の式をそのInputFormに変換する
    "PNG"対象の式をPNGに変換する
    "JPEG"対象の式をJPEGに変換する
    "SVG"対象の式をSVGに変換する
  • "MathOutput"->"MathML"または"MathOutput"->"TeX"はすべてのタイプセット式をそれぞれMathML,TAdjustmentBox[E, BoxBaselineShift -> 0.5, BoxMargins -> {{-0.3, 0}, {0, 0}}]Xに変換する."FullDocument" -> Trueの場合はJavaScriptも加えられる.
  • "NumericFormat"には,規則か関数のリストが使用できる.
  • "RenderFormat"の可能な設定:
  • "HTML"HTMLとして描画される
    "Bootstrap" "Bootstrap"クラスが埋め込まれたHTMLとして描画される
  • Webサーバ上では,ファイルは"StaticRoot"に配備され,"StaticPrefix"がマップされる.
  • "URLHandler"の可能な設定:
  • Automaticデータが十分小さい場合は生成されたURLをデータURIに変換し,そうでない場合はディスク上の一時ファイルにエキスポートする
    "CloudPut"生成されたURLをデータCloudObjectに変換する
    "DataURI"生成されたURLをデータURIに変換する
    "Export"生成されたURLをディスク上の一時ファイルに変換する
    func生成されたURLを func を使って変換する

例題

  (6)

式をHTMLフラグメントに変換する:

エキスポート処理に"URLHandler"を指定する:

一時データをカスタム関数で配備する:

一時データをディレクトリにエキスポートし,URLをマップする:

"Bootstrap"クラスを含むHTMLフラグメントを生成する:

任意の文字を含む文字列のHTMLフラグメントを生成する:

完全なHTMLドキュメントを生成する:

カスタム関数を適用する:

カスタムテンプレートを適用する:

整形されたHTMLページを"TemplateEnvironment"を使って作成する:

外部Webページに送信するHTMLフォームを"TemplateEnvironment"を使って作成する:

適用する"XMLTransformationFunction"を指定する:

グラフィックスの整形方法を指定する:

音声の整形方法を指定する:

数式を"MathML"として出力する:

日付の変換方法をカスタマイズする:

規則のリストを使って,数の整形方法を指定する:

数の整形にWolfram言語の関数を提供する:

数の整形にカスタム関数を使用する: