ImageTake

ImageTake[image,n]

image の最初の n 行からなる画像を返す.

ImageTake[image,-n]

image の最後の n 行からなる画像を返す.

ImageTake[image,{row1,row2}]

row1から行 row2までを返す.

ImageTake[image,{row1,row2},{col1,col2}]

row1から row2まで,および col1から col2まで広げた画像を返す.

ImageTake[video,]

すべてのフレームが指定された関心領域からなる動画を返す.

ImageTake[image3d,{slice1,slice2},{row1,row2},{col1,col2}]

指定されたスライス,行,列からなる3D画像を与える.

詳細

  • ImageTakeは,一般に,画像を切り取ったりトリミングしたりして関心領域を抽出するために使われる.
  • ImageTakeは,標準的な文字列指定を使う.
  • Allすべての要素
    n要素 1 から n まで
    UpTo[n]最高 n 個までの要素
    -n末尾の n 個の要素
    {n}要素 n のみ
    {m,n}要素 m から n まで( n を含む)
    {m,n,s}要素 m から n まで刻み幅 s
  • 存在する要素数が要求された数よりも少ない場合,ImageTakeは存在する要素のみを返す.
  • 動画入力の関心領域は,全フレームについて固定した指定でも時間の関数(開始時点からの秒数)でもよい.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

画像から最初の70画素行を取り出す:

画像の第30行から第100行までと第60列から第130列までを取る:

スコープ  (5)

データ  (3)

グレースケールの画像の第80行から第200行までを取る:

すべての動画フレームの最初の100行を取る:

3D画像の天辺の23個のスライスを取る:

パラメータ  (2)

画像から最後の100行を取る:

第30行から第100行までを取る:

第100行を取る:

画像の行を1行置きに取る:

最初の100列を取る:

行と列を取り出す範囲を指定する:

3D画像の一番下の23スライスを取る:

選択された水平スライスを3D画像から取る:

3D画像の選択された領域の全スライスを取る:

選択された部分を3D立体から取る:

アプリケーション  (2)

30画素幅で縁を除いて画像を整える:

ImageKeypointsを使って関心領域を決定する:

関心領域をハイライトする:

画像座標から行列座標に変換し,関心領域を取り出す:

特性と関係  (2)

ImageTakeを使ってImageReflectと同じように上下反転した画像を得る:

DownsampleまたはImageTakeを使って画素を一つおきに抽出することで画像をダウンサンプルする:

インタラクティブな例題  (2)

インタラクティブに画像をパンする:

立体の指定された部位をインタラクティブに扱う:

Wolfram Research (2008), ImageTake, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTake.html (2021年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2008), ImageTake, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTake.html (2021年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2008. "ImageTake." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTake.html.

APA

Wolfram Language. (2008). ImageTake. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageTake.html

BibTeX

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BibLaTeX

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