Mesh
Plot3D,DensityPlotおよびその他のプロット関数のオプションとして使われ,メッシュをどのように描くかを指定する.
詳細
- Meshには次の様な設定をすることができる.
-
None メッシュは描かない n n 等分したメッシュを描く All すべての要素間にメッシュ区切りを入れる Full 規則的なデータ点間にメッシュ区切りを入れる {spec1,spec2,…} それぞれのメッシュ関数を別々に指定 - 曲面では,Plot3Dの例題に見られるように,メッシュの区切りは線になっている.これはContourPlotやRegionPlotの例で生成された領域にも当て嵌る.
- 曲線では,Plotの例で生成されているように,メッシュは点で区切られる.
- 1つのプロットに数種類のメッシュの区切りを入れることができる.それぞれのメッシュは,MeshFunctionsの設定で与えられたリスト中のメッシュ関数と関連している.
- Plot3DとListPlot3Dでは,デフォルトのメッシュ関数は x と y の座標である.
- ContourPlot3DとRegionPlot3Dでは,デフォルトのメッシュ関数は,x,y,z の座標である.
- ParametricPlot3Dでは,曲面のデフォルトによるメッシュ関数は u と v のパラメータ値である.
- 2Dと3Dにおける曲線については,デフォルトではメッシュは描かれない.
- デフォルトにより,メッシュの区切りは指定したメッシュ関数で得た最大値と最小値の間を均等に割ったものになる.
- メッシュの区切りはデフォルトによりMeshStyleで指定したスタイルで描かれる.
- 各メッシュ関数は以下の明示的な指定と関連付けられている.
-
n n 等分の区切り {a1,a2,…} 値 ai における区切り {{a1,g1},…} グラフィックス指示子 gi で描かれた区切り - Mesh->Allでは,プロット関数によって描かれたすべての線または多角形の間にメッシュが描かれる.
- ListPlot3DやListDensityPlot等の規則的なデータ配列を持った関数の場合,Mesh->Fullは各データ転換で交差するメッシュ区切りを描く.
- gi は,色,Opacity,Thickness,Dashingその他の指示子のいずれでもよい.指示子はDirectiveを使って組み合せることができる.
- ArrayPlotでは,Mesh->Trueの場合はすべてのセルの間にメッシュ区切りが描かれる.
- Mesh->FalseはMesh->Noneと等価である.
例題
Wolfram Research (1988), Mesh, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Mesh.html (2007年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1988), Mesh, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Mesh.html (2007年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1988. "Mesh." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2007. https://reference.wolfram.com/language/ref/Mesh.html.
APA
Wolfram Language. (1988). Mesh. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Mesh.html