バックグラウンドタスクとスケジュールされたタスク

Wolfram言語は計算をバックグラウンドで即座に,または予めスケジュールして行うことができるフレームワークを提供する.これらのフレームワークはローカルマシンとクラウドの両方で作動し,追加のプロセスを生成することも,単一のプロセスで先制して操作することもできる.

タスクの送信

SessionSubmit 現行セッションで実行するためにタスクを送信する

LocalSubmit 別のローカルプロセスで実行するためにタスクを送信する

CloudSubmit クラウドで実行するためにタスクを送信する

タスクのスケジューリング

ScheduledTask スケジュールされた時間または定期的に行うタスクを表す

ContinuousTask 連続的に再評価されるタスク

タスクイベントの処理

HandlerFunctions 特定のタスクイベントが起こったときに実行する関数

HandlerFunctionsKeys どの情報をハンドラ関数に渡すべきか

タスク表現

TaskObject タスクの記号的表現

$CurrentTask ハンドラ関数によって処理されているタスク

タスク制御

Tasks 送信された全タスクのリスト

TaskSuspend  ▪  TaskResume  ▪  TaskAbort  ▪  TaskRemove

TaskExecute スケジュールされたタスクの動作を即座に実行する

TaskWait タスクが完全に終了するのを待つ

バックグラウンドの外部タスク

URLSubmit 非同期実行のためにHTTP要求を送信する

URLDownloadSubmit 非同期ダウンロードのためにHTTP要求を送信する

DeviceExecuteAsynchronous コマンドをデバイスに送信する

ファイア・アンド・フォーゲットのクラウドタスク

CloudDeploy タスクオブジェクトを生成せずに,スケジュールされたタスクを配備する

DocumentGenerator クラウドで配備するために自動化されたドキュメント生成器

外部プロセス

StartProcess 別々に実行する外部プロセスを開始する

LinkReadyQ データがWSTP接続から読み取ることができるかどうかを確認する

外部操作のブロック

DeviceExecute  ▪  ServiceExecute

RemoteEvaluate  ▪  LocalEvaluate  ▪  ParallelEvaluate  ▪  CloudEvaluate

外部メッセージ操作 »

SendMail  ▪  SendMessage  ▪  ...