Alignment
表示されたオブジェクトのコンテンツを,オブジェクトの表示可能な範囲でどのように並べるかを指定するオプションである.
詳細
- 次の設定値を使うことができる.
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Automatic 環境に基づいたデフォルトの揃え方 Left 左揃え Right 右揃え Top 上端揃え Bottom 下端揃え Baseline ベースライン揃え Center 中央揃え {h,v} 水平と垂直の揃え方を別々に行う x (左)から(右)までの位置 x に揃える {x,y} からまでの水平位置 x と垂直位置 y で揃える "c" 格子中の指定の文字に揃える - Alignment->CenterはAlignment->{Center,Center}と等価である.
- Alignment->{x,y}では,y の値の範囲は下端のから上端のまでになる.
- Alignment->spec は,オブジェクトの spec 要素が,それを含むオブジェクトの spec 要素と整列するように指定する.
- Alignment->Automaticの場合,オブジェクトのコンテンツの整列の仕方はそれを含むオブジェクトの整列の仕方に基づいて行われる.
- Grid,Datasetおよび関連構造におけるAlignmentの一般的な設定は以下で与えることができる.
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spec spec をすべての項目に適用する {specx} 連続する水平位置に水平揃え specxを適用する {specx,specy} 連続する水平位置と垂直位置に,水平揃え specx と垂直揃え specy を適用する {specx,specy,rules} 個々の i,j 要素に明示的な規則を許可する - speckには次の形式を使うことができる.
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{s1,s2,…,sn} s1から snまでを使い,次にデフォルトを使う {{c}} すべての場合に c を使う {{c1,c2}} c1と c2を交互に使う {{c1,c2,…}} すべての ciを循環的に使う {s,{c}} s を使い,次に c を繰り返し使う {s1,{c},sn} use s1を使い,次に c を繰り返し使うが,最後には snを使う {s1,s2,…,{c1,c2,…},sm,…,sn} 最初の一続きの siを使い,次に ciを循環的に使い,最後に siの最後の一続きを使う {s1,s2,…,{},sm,…,sn} はじめに siの最初の一続きを使い,最後に終りの一続きを使う {i1->v1,i2->v2,…} 位置 ikで何を使うかを指定する {spec,rules} spec における指定を無効にするために rules を使う - {s1,s2,…,{…},sm,…,sn}の形の設定のとき,格子中の項目数よりも指定された siの方が多い場合は,最初の方の siが最初の項目に使われ,最後の方のは最後の方の項目に使われる.
- {{imin,imax},{jmin,jmax}}->v の形の規則を使って格子の一部分の整列を指定することができる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
特性と関係 (2)
Alignmentは構造全体の整列に影響するが,個々のテキスト行には影響しない:
TextAlignmentを使って文字列または式の個々のテキスト行を揃えることができる:
abc
Wolfram Research (2007), Alignment, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Alignment.html.
テキスト
Wolfram Research (2007), Alignment, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Alignment.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "Alignment." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Alignment.html.
APA
Wolfram Language. (2007). Alignment. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Alignment.html