ImageResize
ImageResize[image,width]
width 画素幅にリサイズされた image を返す.
ImageResize[image,{size}]
幅あるいは高さの最大画素数が size にリサイズされた image を返す.
ImageResize[image,{width,height}]
指定された画素数の幅と高さに厳密に一致するようにリサイズされた image を返す.
ImageResize[video,…]
全フレームがリサイズされた動画を与える.
ImageResize[image,{width,depth,height}]
指定の大きさにリサイズされた3D画像を返す.
詳細とオプション
- 画像のリサイズは画像の画素の大きさを変える.これは,閲覧するために画像を拡大したり多くの画像をプレビューするためにサムネイルを作ったりする際に必要であり,バッチ処理や訓練のために多くの画像を共通のサイズにするためにも使用される.
- ImageResize[image,w]とImageResize[image,{s}]は image のもとの縦横比を保つ.
- width,height,depth の指定には以下の任意のものを使うことができる.
-
d d 画素 {d} 最大 d 個の画素 Scaled[s] もとのサイズの s 倍 All 元の次元を保存する Automatic 縦横比から値を決定 Tiny,Small,Medium,Large 定義済みの絶対サイズ - ImageResize[image,w]はImageResize[image,{w,Automatic}]に等しい.
- ImageResize[image,{size}]はImageResize[image,{{size},{size}}]に等しい.
- 縦横比 r の画像を得るためにはImageResize[image,w{1,r}]を使う.
- 使用可能なオプション
-
Padding "Reversed" 充填法 Resampling Automatic リサンプリング法
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (5)
パラメータ (2)
Automaticを使って画像の縦横比を明示的に保つ:
オプション (4)
アプリケーション (3)
特性と関係 (4)
画像のサイズを数画素分だけ大きくするときは,"Nearest"というリサンプリングメソッドが使われる:
ImageTransformationでSize引数の代りにImageResizeを使う:
Thumbnailは,Small充填および"Fixed"充填を使ったImageResizeに等しい:
考えられる問題 (2)
テキスト
Wolfram Research (2008), ImageResize, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageResize.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2008. "ImageResize." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageResize.html.
APA
Wolfram Language. (2008). ImageResize. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageResize.html