Rotate
Rotate[g,θ]
境界ボックスの中央で反時計回りに θ ラジアン回転された2Dグラフィックスプリミティブあるいはその他の任意のオブジェクト g を表す.
Rotate[g,θ,{x,y}]
点{x,y}の回りで回転させる.
Rotate[g,{u,v}]
原点の回りを回転させて2Dあるいは3Dベクトル u を v に変換する.
Rotate[g,θ,w]
原点に固定された3Dベクトル w の回りで3Dグラフィックスプリミティブを θ ラジアン回転させる.
Rotate[g,θ,w,p]
p に固定された3Dベクトル w の回りを回転させる.
Rotate[g,θ,{u,v}]
3Dベクトル u と v で定義される平面上で角度 θ 回転させる.
詳細とオプション
- θ Degreeすなわち θ°は角度を度で指定する.
- Rotateがグラフィックスの外側に現れた場合,Rotate[g,θ]中のオブジェクト g 等は任意の式でよい.
- g の境界ボックス内で{Left,Bottom}のような特別な点を指定することができる.
- x の位置はLeft,CenterあるいはRightとして指定できる.y の位置はBottom,CenterあるいはTopとして指定できる.
- Rotateがグラフィックス内に現れた場合,座標{x,y}はグラフィックスの座標系内にあるとみなされる.
- Rotateがグラフィックスの外側に現れた場合,座標{x,y}は回転されているオブジェクトの境界ボックスのからの範囲にあるとみなされる.
- Rotate[g,θ]はRotate[g,θ,{Center,Center}]に等しい.
- スケールされた座標Scaled[{x,y}]で指定されたオブジェクトについては,Rotateは実質的に対応する通常の座標に対して変換を適用する.
- Rotateがグラフィックス内に現れた場合,Normal[expr]は,可能であれば,すべてのRotate[gi,…]構文を座標系が明示的に変換された giのバージョンで置き換える.
例題
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Wolfram Research (2007), Rotate, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Rotate.html (2008年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2007. "Rotate." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2008. https://reference.wolfram.com/language/ref/Rotate.html.
APA
Wolfram Language. (2007). Rotate. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Rotate.html