基本的な画像の操作
この分野の概要 »
Wolfram言語の記号アーキテクチャにより,画像を他のあらゆる形の式と同じように扱うことが可能となる—関数を適用したり,ノートブックに表示したり入力したり,プログラムに直接組み込んだりすることができる.Wolfram言語は画像の基本操作のための分かりやすい関数コレクションを提供している.これらの関数はより高度な処理と,その全体的な言語とインタラクティブ機能に完全に統合されている.
構造操作
ImageCrop — 指定のサイズで切り取る,または境界を削除する
ImageTrim — 指定の画素を含むように境界を取り除く
ImagePad — 種々の可能な方法で画像を充填する
ImageTake — 画像の画素の行と列を取り出す
BorderDimensions — さまざまな方法を使って画像の境界を求める
幾何演算 »
ImageResize,Thumbnail — ラスタを再サンプリングして画像の大きさを変える
画像の合成 »
ImageCompose ▪ ImageAssemble ▪ ImageCollage ▪ ...
ImageAdd ▪ ImageSubtract ▪ ImageMultiply ▪ ...
基本的な画像処理
ImageAdjust — レベル,明るさ,コントラスト,ガンマ等を補正する
ImageClip,Threshold — 画素値を切り取ったり,閾値化したりする
ImageEffect — 画像と写真の特殊効果
ImageRestyle — グラフィカルスタイルの機械学習ベースの転写
Sharpen ▪ Blur ▪ Lighter ▪ Darker
ImagePartition ▪ ImageAssemble
アルファチャンネル処理
AlphaChannel — 画像のアルファチャンネル
SetAlphaChannel ▪ RemoveAlphaChannel
ImageCompose — アルファ合成
画素の操作
ImageValue,PixelValue — 指定の位置の画素の値を取得する
ReplaceImageValue,ReplacePixelValue — 指定の位置の画素の値を設定する
ImageValuePositions,PixelValuePositions — 指定の値の画素の位置を取得する
ImageApply,ImageApplyIndexed — 各画素値に任意の関数を適用する
ImageScan — 画像の全画素を走査しながら関数を適用する
配列レベルの操作 »
ImageData — 画像の生のデータ配列を抽出する
Take ▪ Drop ▪ Transpose ▪ Clip ▪ Chop ▪ Threshold ▪ ArrayFlatten ▪ ...