ブロックチェーンの使用
Wolfram言語にはWolframブロックチェーンとインタラクトすることのできる機能が組み込まれている.この機能を使うと,ビットコイン,イーサリアム等のブロックチェーンから詳細情報を取り出したり,トランザクションを作成してブロックチェーンに送信したりすることができる.Wolframは,ブロックチェーンの即時保存や任意のWolfram言語式の取出しを可能にするMultiChainインスタンスをWolfram Cloudで管理する.
ブロックチェーンへのアクセス
BlockchainData — ブロックチェーンについての現在の情報を取得する
BlockchainBlockData — 特定のブロックについての情報を取得する
BlockchainTransactionData — トランザクションについての情報を取得する
BlockchainAddressData — ブロックチェーンアドレスで関連付けられた情報を取得する
BlockchainTokenData — スマートコントラクトで定義されたトークンの使用についての情報を取得する
BlockchainBase — ブロックチェーンとネットワークを指定するオプション("Bitcoin","Ethereum",...)
$BlockchainBase — 使用するデフォルトのブロックチェーンとネットワーク
鍵の管理
GenerateAsymmetricKeyPair — ブロックチェーントランザクションの鍵のペアを生成する
BlockchainKeyEncode — 鍵を符号化してアドレス,WIF等を取得する
ブロックチェーンのトランザクション
BlockchainTransaction — ブロックチェーントランザクションの記号表現
BlockchainTransactionSign — 秘密鍵を使ってブロックチェーントランザクションに署名する
BlockchainTransactionSubmit — ブロックチェーンに含めるトランザクションを送信する
ARK »
BlockchainData ▪ BlockchainAddressData ▪ ...
ビットコイン »
BlockchainData ▪ BlockchainBlockData ▪ ...
bloxberg »
BlockchainData ▪ BlockchainTransactionData ▪ ...
カルダノ »
BlockchainData ▪ BlockchainTransactionData ▪ ...
イーサリアム »
BlockchainData ▪ BlockchainTokenData ▪ ...
テゾス »
BlockchainData ▪ BlockchainTransactionData ▪ ...
Wolfram Cloudのブロックチェーンとのインタラクション
BlockchainPut — Wolframが管理するブロックチェーンにデータを挿入する
BlockchainGet — Wolframが管理するブロックチェーンからデータを取得する
金融情報
CurrencyConvert — ビットコインと他の暗号通貨の間の変換