AnnotationDelete
AnnotationDelete[obj]
オブジェクト obj のすべての注釈を削除する.
AnnotationDelete[{obj,itemspec}]
itemspec で指定された obj の項目のすべての注釈を削除する.
AnnotationDelete[spec,key]
spec で指定された注釈 key を削除する.
詳細
- オブジェクトおよびオブジェクト内の特定の項目の注釈を削除するためによく使われる.
- AnnotationDelete[spec,key]は,連想 key が削除された spec で指定されたオブジェクトを返す.
- 標準的な注釈については,AnnotationDeleteは,事実上,注釈のデフォルト値に値をリセットする.
- 次は,注釈を付けられる項目を含む可能性があるオブジェクトである.
-
Audio 時点と時間間隔 BoundaryMeshRegion メッシュセル Graph 頂点と辺 MeshRegion メッシュセル - 各オブジェクトタイプについての項目指定 itemspec は該当する関数ページを参照のこと.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
スコープ (7)
グラフとネットワーク (7)
アプリケーション (2)
特性と関係 (6)
Annotationをラッパーとして使ってGraph等の関数の注釈を指定する:
AnnotationValueを使って値を抽出する:
未定義の注釈に対しては値$Failedが返される:
AnnotationValueを使ってグラフ内の注釈を設定する:
AnnotationValueを使ってグラフ内の注釈を解除する:
AnnotationKeysを使って注釈があるかどうかを調べる:
Annotateを使ってもとのグラフを変えずに注釈を設定する:
考えられる問題 (1)
AnnotationValueは,一般に,AnnotationDeleteよりも速い:
テキスト
Wolfram Research (2019), AnnotationDelete, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html (2020年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2019. "AnnotationDelete." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html.
APA
Wolfram Language. (2019). AnnotationDelete. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html