AudioCapture
音声信号を取り込むための一時的なインタラクティブインターフェースを作る.
AudioCapture[file]
音声信号を file に取り込む.
詳細とオプション
- AudioCaptureは,音声信号を録音するためのユーザインターフェースを表示する.
- AudioCaptureは,一旦停止されると取り込まれた音声信号を含むAudioオブジェクトを返す.
- ファイルパス file は,文字列またはFileオブジェクトとして指定することができる.
- AudioCapture[]は,取り込んだ音声を$WolframDocumentsDirectoryの"Audio"ディレクトリに置く.
- AudioCapture["Memory"]を使って,音声信号をメモリ内の音声オブジェクトに取り込むことができる.
- AudioCaptureには,すべてのAudioオプションに以下の追加・変更を加えたものが使える. [全オプションのリスト]
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Appearance Automatic 生成される再生機の外観 AudioInputDevice Automatic 音声を取り込むための音声入力デバイス CaptureRunning Automatic 取込みをすぐに始めるかどうか MaxDuration Automatic 取込みの最大持続時間 OverwriteTarget False 既存ファイルを上書きするかどうか - Appearanceの使用可能な設定には"Basic"と"Detailed"がある.
- デフォルトで,$DefaultAudioInputDeviceが音声収集に使用される.$AudioInputDevicesを使って接続されているすべての音声デバイスを求めて返すことができる.
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AnnotationRules None 名前付き注釈のリスト Appearance Automatic 生成される再生機の外観 AudioChannelAssignment Automatic 出力にどのように音声チャンネルを割り当てるか AudioInputDevice Automatic 音声を取り込むための音声入力デバイス AudioLabel Automatic 音声オブジェクトに表示するラベル AudioOutputDevice $DefaultAudioOutputDevice 再生に使用する音声出力デバイス CaptureRunning Automatic 取込みをすぐに始めるかどうか MaxDuration Automatic 取込みの最大持続時間 MetaInformation 音声と関連付けられたメタ情報 OverwriteTarget False 既存ファイルを上書きするかどうか SampleRate Automatic サンプリングレート SoundVolume 1 音量
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じる例 (1)
終了すると,Audioオブジェクトが返される:
Wolfram Research (2017), AudioCapture, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioCapture.html (2020年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2017), AudioCapture, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioCapture.html (2020年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2017. "AudioCapture." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioCapture.html.
APA
Wolfram Language. (2017). AudioCapture. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioCapture.html