EdgeTaggedGraph
EdgeTaggedGraph[{e1,e2,…}]
辺 ejに一意的なタグが付いたグラフを与える.
EdgeTaggedGraph[{e1,e2,…}{t1,t2,…}]
辺 ejにタグ tjが付いたグラフを返す.
EdgeTaggedGraph[{v1,v2,…},{e1,e2,…}{t1,t2,…}]
頂点 viと辺 ejにタグ tjが付いたグラフを返す.
EdgeTaggedGraph[{…,wi[vi],…},{…,wj[ej],…}{t1,t2,…}]
頂点と辺に記号的なラッパー wkで定義された注釈が付いたグラフを返す.
詳細とオプション
- EdgeTaggedGraphはGraphオブジェクトを生成する.
- EdgeTaggedGraphは,自動生成された辺のタグと識別可能な平行辺を持つグラフの構築に主に使われる.
- EdgeTaggedGraph[{e1,e2,…}]は,すべての辺にタグが付き,平行辺に一意的なタグが付いたグラフを返す.平行辺 ejの新たなタグは1から始まる整数である.辺 ejの重複しない既存のタグはそのまま残される.
- EdgeTaggedGraphは,Graphと同じ頂点,辺,ラッパー,オプションをサポートする.
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (27)
連結性 (8)
頂点の明示的なリストを与えることで,孤立点があるグラフを指定する:
VertexListおよびEdgeListを使って頂点と辺を得る:
明示的な頂点リストを使ってVertexListで使われる順序を制御する:
ラッパー (5)
Tooltipのような,ラッパーによるインタラクティブな動作:
Buttonを使って辺または頂点がクリックされたときのアクションをトリガする:
PopupWindowを使ってドリルダウン情報を提供する:
スタイル付け (8)
VertexShapeFunctionの組込みコレクションを使う:
任意のGraphics,ImageあるいはGraphics3Dを頂点の形として使う:
組込みのEdgeShapeFunctionのコレクションを使う:
ラベル付け (6)
Placedを使って,記号的な内側の位置を含む頂点ラベルの置き方を制御する:
Placedをラッパーとして使って複数のラベルを置く:
VertexLabelsを使って複数のラベルを置く:
Placedを記号位置と一緒に使って辺に沿ったラベルの置き方を制御する:
Placedをラッパーに使って複数のラベルを置く:
EdgeLabelsを使って複数のラベルを置く:
オプション (86)
DirectedEdges (2)
デフォルトで,規則のリストを与えた場合は有向グラフが生成される:
DirectedEdges->Falseを使って,規則を無向辺として解釈する:
DirectedEdgeあるいはUndirectedEdgeを使ってグラフが有向グラフかどうかを直接指定する:
EdgeLabels (7)
Placedを記号位置と一緒に使って辺に沿ったラベルの置き方を制御する:
Placedをラッパーに使って複数のラベルを置く:
EdgeLabelsを使って複数のラベルを置く:
TooltipおよびStatusAreaからの値によって,自動的にラベルを付ける:
EdgeShapeFunction (6)
EdgeShapeFunctionの組込み設定のリストを得る:
EdgeShapeFunctionはEdgeStyleと組み合せることができる:
EdgeShapeFunctionはEdgeStyleより優先順位が高い:
EdgeStyle (4)
EdgeStyleはEdgeShapeFunctionと組み合せることができる:
EdgeShapeFunctionはEdgeStyleより優先順位が高い:
GraphHighlightStyle (2)
GraphLayout (5)
VertexCoordinatesはGraphLayout座標を無効にする:
レイアウトアルゴリズムを使って計算されたVertexCoordinatesを,AbsoluteOptionsを使って抽出する:
VertexCoordinates (3)
AbsoluteOptionsを使って結果の頂点座標を抽出する:
VertexCoordinatesはGraphLayoutより優先順位が高い:
VertexLabels (13)
Placedを記号位置と一緒に使って外側位置を含むラベルの置き方を制御する:
すべてのラベルを頂点の右上コーナーに置き,ラベル内で座標を変える:
Placedをラッパーに使って複数のラベルを置く:
VertexLabelsを使って複数のラベルを置く:
Placedの引数を使ってTooltipを含むフォーマットを制御する:
あるいは,StatusAreaを含むフォーマットを制御する:
VertexShape (5)
任意のGraphics,ImageあるいはGraphics3Dを頂点の形として使う:
VertexShapeはVertexSizeと組み合せることができる:
VertexShapeはVertexStyleの影響は受けない:
VertexShapeFunctionはVertexShapeより優先順位が高い:
VertexShapeFunction (11)
VertexShapeFunctionの組込みコレクションのリストを得る:
"Basic"コレクション中のVertexShapeFunctionについての設定を使う:
"Rounded"コレクション中のVertexShapeFunctionについての組込み設定を使う:
"Concave"コレクション中のVertexShapeFunctionについての組込み設定を使う:
VertexShapeFunctionはVertexStyleと組み合せることができる:
VertexShapeFunctionはVertexStyleより優先順位が高い:
VertexShapeFunctionはVertexSizeと組み合せることができる:
VertexShapeFunctionはVertexShapeより優先順位が高い:
VertexSize (8)
VertexSizeはVertexShapeFunctionと組み合せることができる:
VertexSizeはVertexShapeと組み合せることができる:
VertexStyle (5)
VertexShapeFunctionはVertexStyleと組み合せることができる:
VertexShapeFunctionはVertexStyleより優先順位が高い:
VertexStyleはBaseStyleと組み合せることができる:
VertexStyleはBaseStyleより優先順位が高い:
VertexShapeはVertexStyleの影響は受けない:
アプリケーション (4)
特性と関係 (7)
VertexCountとEdgeCountを使って頂点と辺を数える:
VertexListとEdgeListを使って頂点と辺を標準的な順序で列挙する:
グラフからAdjacencyMatrixを計算する:
EdgeTagsを使って辺のタグのリストを得る:
IndexEdgeTaggedGraphを使ってタググラフを得ることができる:
DirectedEdgeまたはUndirectedEdgeを使って辺が有向か無向かを直接指定する:
考えられる問題 (1)
平行辺はGraph内では識別できない:
EdgeTaggedGraphを使って各辺に一意的なタグを割り当てる:
テキスト
Wolfram Research (2020), EdgeTaggedGraph, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/EdgeTaggedGraph.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "EdgeTaggedGraph." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/EdgeTaggedGraph.html.
APA
Wolfram Language. (2020). EdgeTaggedGraph. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/EdgeTaggedGraph.html