接続デバイスの使用

Wolfram言語は外部デバイスに接続するための合理化されたフレームワークを提供する.Wolfram Connected Devices Projectにリストされた多くのクラスのデバイスが,Wolfram言語で即座にサポートされる.

デバイスと接続の設定

DeviceOpen デバイスへの接続を開始する

DeviceObject 接続デバイスを表す

DeviceConfigure  ▪  DeviceClose  ▪  Devices

FindDevices 特定のマシンで利用できるデバイスの検索を試みる

device[param] 多くの場合(Set)で設定できる,デバイスのパラメータの値

デバイスのタイプ

"Serial" 汎用RS-232/RS-422シリアルプロトコル

"GPIO" ピンからの直接の汎用デジタル入出力

"Vernier" Vernier Go!Link計算可能センサーの汎用インターフェース

"Arduino" Arduinoのアナログおよびデジタルの入出力およびコードの自動実行

"Camera""RaspiCam",... 画像を撮るためのカメラ

"OpenAIGym",... 強化学習環境(ビデオゲーム等)

バッファされた,あるいはバッファされていないデータの書き込み

DeviceRead デバイスからデータの1項目を読み取るように求め,それが終了するまで待機する

DeviceReadList データの項目を指定された回数繰返し読み取る

DeviceReadTimeSeries データを指定の回数読取り,時系列を構築する

バッファされたデータの読取り

DeviceReadLatest 直前にバッファされたデバイスのデータを読み取る

DeviceReadBuffer デバイスのバッファの全内容を読み取る

データの書き込みとコマンドの実行

DeviceWrite 値または値のリストをデバイスに書き込む

DeviceWriteBuffer データを書き込んでデバイスのバッファを埋める

コマンドの実行

DeviceExecute デバイス上でコマンドを実行する

DeviceExecuteAsynchronous 非同期コマンドを開始する

デバイスのストリームインターフェース

DeviceStreams デバイスに関連付けられたストリームを取得する

BinaryRead  ▪  BinaryWrite  ▪  Read  ▪  Write  ▪  Import  ▪  Export

非同期操作と計画的操作 »

ScheduledTask 特定の時間に実行されるようにスケジュールされたタスクを表す

DeviceExecuteAsynchronous 非同期コマンドを開始する

SessionSubmit  ▪  LocalSubmit  ▪  CloudSubmit  ▪  HandlerFunctions  ▪  TaskObject

撮像デバイスへの接続

ImageCapture  ▪  CurrentImage  ▪  CurrentScreenImage

$ImagingDevices  ▪  $ImagingDevice  ▪  $DefaultImagingDevice

音声デバイスへの接続

AudioCapture  ▪  AudioStream  ▪  AudioRecord

$AudioInputDevices  ▪  $AudioOutputDevices  ▪  $DefaultAudioInputDevice  ▪  $DefaultAudioOutputDevice

ファイルとAPI接続

Import  ▪  URLExecute  ▪  URLRead  ▪  URLSubmit  ▪  ServiceExecute

出版/購読型チャネル通信 »

FindChannels  ▪  CreateChannel  ▪  ChannelListen  ▪  ChannelSubscribers  ▪  ...

低レベルネットワーク接続 »

SocketConnect  ▪  HostLookup  ▪  HTTPRequest  ▪  ...

Wolfram Data Drop »

Databin  ▪  CreateDatabin  ▪  DatabinAdd