SmoothHistogram3D
SmoothHistogram3D[{{x1,y1},{x2,y2},…}]
値{xi,yi}の3D平滑化カーネルヒストグラムをプロットする.
SmoothHistogram3D[{{x1,y1},{x2,y2},…},espec]
推定器指定 espec で3D平滑化カーネルヒストグラムをプロットする.
SmoothHistogram3D[{{x1,y1},{x2,y2},…},espec,dfun]
分布関数 dfun をプロットする.
SmoothHistogram3D[{data1,data2,…},…]
複数のデータ集合 dataiについて平滑化カーネルヒストグラムをプロットする.
詳細とオプション
- SmoothHistogram3D[data]はデフォルトで,平滑化カーネル密度推定に基づいて{{x1,y1},…}の確率密度関数をプロットする.
- 推定器指定 espec の形式は bw または{bw,kernel}でよい.
- 帯域幅 bw と kernel の指定はSmoothKernelDistributionの場合と同じである.
- 使用可能な分布関数 dfun
-
"PDF" 確率密度関数 "Intensity" 計数密度関数 "CDF" 累積分布関数 "SF" 生存関数 "HF" ハザード関数 "CHF" 累積ハザード関数 - 形式 w[data] は結果のグラフィックスプリミティブに適用するラッパー w を与える.
- 使用可能なラッパー
-
Annotation[e,label] 注釈を与える Button[e,action] 要素がクリックされたときに実行されるアクションを定義 EventHandler[e,…] 要素の一般的なイベントハンドラを定義 Hyperlink[e,uri] 要素をハイパーリンクにする PopupWindow[e,cont] 要素にポップアップウィンドウを付加 StatusArea[e,label] 要素上にマウスが置かれたときにステータスエリアに表示 Style[e,opts] 指定のスタイルで要素を表示 Tooltip[e,label] 要素に任意のツールチップを付加 - SmoothHistogram3DにはGraphics3Dと同じオブションに以下の追加・変更を加えたものが使える. [全オプションのリスト]
-
Axes True 軸を描くかどうか BoundaryStyle Automatic 曲面の境界線の引き方 BoxRatios {1,1,0.4} 境界3Dボックス比 ClippingStyle Automatic 曲面の切断された箇所をどのように描くか ColorFunction Automatic 曲面の彩色をどのように決めるか ColorFunctionScaling True ColorFunctionの引数をスケールするかどうか Filling None 各曲面の下の塗潰し FillingStyle Opacity[0.5] 塗潰しに使用するスタイル MaxRecursion Automatic 使用可能な再帰的下位区分の最大数 Mesh Automatic 各方向に何本のメッシュラインを描くか MeshFunctions {#3&} メッシュラインの置き方をどのように決めるか MeshShading None メッシュライン間の陰影付けをどうするか MeshStyle Automatic メッシュラインのスタイル Method Automatic 曲面の細分化に使用するメソッド NormalsFunction Automatic 有効曲面法線の決定方法 PerformanceGoal $PerformanceGoal パフォーマンスのどの面について最適化するか PlotPoints Automatic 各方向のサンプル点の初期数 PlotRange Automatic z あるいは他の値を含める範囲 PlotStyle Automatic 各曲面のスタイルのためのグラフィックス指示子 PlotTheme $PlotTheme プロットの全体的なテーマ RegionFunction (True&) 点を含めるかどうかの決定方法 ScalingFunctions None 個々の座標をどのようにスケールするか WorkingPrecision MachinePrecision 内部計算に使用する精度 - RegionFunction,MeshFunctions,NormalsFunction,ColorFunctionに渡される引数は,x,y,f である.ただし,f は分布のPDF,CDF等でよい.
- ScalingFunctions->{sx,sy,sz}のとき, 座標は sx,で, 座標は syで, 座標は szでスケールされる.
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (23)
オプション (58)
BoundaryStyle (4)
ClippingStyle (4)
ColorFunction (6)
ColorDataからの名前付き色階調度で 方向に色付けする:
ColorFunctionはPlotStyleより優先順位が高い:
ColorFunctionはMeshShadingより優先順位が低い:
Filling (3)
Lighting (2)
Mesh (7)
SmoothHistogram3Dは一般に 方向に10本のメッシュラインを使う:
MeshFunctions (3)
MeshShading (4)
NormalsFunction (3)
PlotRange (2)
PlotStyle (5)
RegionFunction (4)
アプリケーション (3)
二変量データに現れるモード数を決める.帯域幅の範囲に対する密度を観察するとよい:
DistributionFitTestで比較を量化する:
特性と関係 (7)
SmoothHistogram3Dは事実上SmoothKernelDistributionの分布関数をプロットする:
二変量データにSmoothDensityHistogramとSmoothHistogram3Dを使う:
一変量データにSmoothHistogramを使う:
Histogram3DとDensityHistogramを使って離散ビンのデータをプロットする:
DiscretePlot3Dを使って離散ビンのデータをプロットする:
テキスト
Wolfram Research (2010), SmoothHistogram3D, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/SmoothHistogram3D.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "SmoothHistogram3D." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/SmoothHistogram3D.html.
APA
Wolfram Language. (2010). SmoothHistogram3D. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/SmoothHistogram3D.html