SystemModelPlot
SystemModelPlot[sim]
SystemModelSimulationDataオブジェクト sim からのデフォルトプロットを表示する.
SystemModelPlot[sim,"id"]
識別子あるいは名前が"id"のモデルプロットを表示する.
SystemModelPlot[sim,{v1,v2,…}]
sim 中の変数 viのプロットを生成する.
SystemModelPlot[{sim1,sim2,…},…]
複数のシミュレーションからの変数をプロットする.
SystemModelPlot[model,…]
"model"の新たなシミュレーションからプロットする.
詳細とオプション
- SystemModelPlotは,システムモデルのシミュレーションを行うことで生成されたデータをプロットするために使われる.
- model は以下の形でよい.
-
SystemModel[…] 一般的なシステムモデル StateSpaceModel[…] 状態空間モデル TransferFunctionModel[…] 伝達関数モデル AffineStateSpaceModel[…] アフィン状態空間モデル NonlinearStateSpaceModel[…] 非線形状態空間モデル DiscreteInputOutputModel[…] 離散入出力モデル - プロット指定はシミュレーションとモデルで使える名前と定義の詳細を示す.sim["Plots"]とsim["PlotNames"]を使ってそれを見付けることができる.
- 次は,"id"の可能な値である.
-
"identifier" プロットまたはサブプロットの識別子 "name" プロット名 "group/name" 「/」で繋がれたプロットのグループとプロット名 "group" プロットのグループ "variable" 変数名 - "id"と最初に一致したものが使われる.
- SystemModelPlot[…,{tmin,tmax}]は tminから tmaxまでプロットする.
- SystemModelPlot[{model,args},…]はSystemModelSimulate[model,args]を使ってシミュレーションデータを生成する.
- SystemModelPlot[sim,{{v1,p1,d1},…},…]は,パラメータ piが100di%変化する際の変数 viと感度境界をプロットする. »
- SystemModelPlotにはListLinePlotと同じオプションに以下の追加・変更を加えたものを使うことができる. [全オプションのリスト]
-
AxesLabel Automatic 軸上の単位を示す Mesh None 各線に描画するメッシュ点 PlotLegends Automatic 変数名 viを使う ScalingFunctions Automatic 個々の座標をどのようにスケールするか TargetUnits Automatic モデルからの描画単位でプロット - シミュレーション中のイベントは,プロット中でMesh->"Events"で示される. »
- 次は,TargetUnitsの可能な設定である.
-
"DisplayUnit" 共通単位に変換された単位を表示 "IndividualDisplayUnit" 変換なしで単位を表示 "Unit" 共通単位に変換された基本単位 "IndividualUnit" 変換なしの基本単位 unity 明示的な y の単位 {unitx,unity} x と y の単位 - "Unit"および"DisplayUnit"は,互換的な数量を共通単位に変換しようと試みる.
- "DisplayUnit"および"IndividualDisplayUnit"は,プロットするために,モデルで指定された単位に変換する.
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
モデルのシミュレーションから,デフォルトのモデルプロットをプロットする:
モデルのシミュレーションから,モデルプロットをプロットする:
analog electrical domainからモデル例の1つを選ぶ:
スコープ (26)
モデル (4)
SystemModelからデフォルトのモデルプロットをプロットする:
AffineStateSpaceModelのシミュレーションから変数をプロットする:
NonlinearStateSpaceModelのシミュレーションから変数をプロットする:
DiscreteInputOutputModelのシミュレーションを行う:
時間指定 (2)
シミュレーション指定 (4)
モデルプロット (4)
プレゼンテーション (10)
PlotStyleを使ってプロットの色を変更する:
Fillingを使って塗潰し範囲とスタイルを指定することができる:
PlotLegendsをオフにする:
Mesh点でイベントを分かりやすく示すことができる:
プロットの凡例で曲線がどのシミュレーションのものであるかを示す:
SystemModelPlotはオプションAxesLabelを設定する:
AxesLabelを設定することでオーバーライドする:
変数のスタイル付けにStyleのようなラッパーを用いることができる:
カスタムのTooltipを設定する:
TargetUnitsを使って別の単位を選ぶ:
オプション (6)
PlotLegends (1)
変数名をPlotLegendsとして使う:
アプリケーション (3)
特性と関係 (5)
SystemModelPlotはPlotに関連している:
SystemModelPlotを使ってプロットする:
Plotを使ってプロットする:
SystemModelはモデル中にプロットを定義できる:
新たに定義されたプロットのシミュレーションを行い,これを表示する:
Plotを使って同一プロット内に大きさの異なる変数を表示する:
50という因数で回転角をスケールし,これを回転速度とともに示す:
ParametricPlotで位置をプロットする:
パラメータ値,初期値,あるいは入力が不確かなときに,SystemModelUncertaintyPlotを使ってモデル変数をプロットする:
考えられる問題 (1)
SystemModelPlotは,シミュレーションからプロットするときはプロットする時間間隔を狭くする:
モデルをプロットするときは,SystemModelPlotの区間が開始時間と終了時間を決定する:
テキスト
Wolfram Research (2018), SystemModelPlot, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/SystemModelPlot.html (2022年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2018. "SystemModelPlot." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/SystemModelPlot.html.
APA
Wolfram Language. (2018). SystemModelPlot. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/SystemModelPlot.html