FeatureSpacePlot3D
FeatureSpacePlot3D[{example1,example2,…}]
exampleiから抽出された特徴を3Dの散布図としてプロットする.
詳細とオプション
- FeatureSpacePlot3Dは,数値,テキスト,サウンド,画像,それらの組合せを含む,多くのデータ型に使うことができる.
- 各 exampleiは,単一のデータ要素,データ要素のリスト,データ要素の連想,あるいはDatasetオブジェクトでよい.
- FeatureSpacePlot3Dは,可能な場合は exampleiを散布図の点のマーカーとして使う.
- 次の形で別のマーカーが指定できる.
-
{example1marker1,…} 例とマーカーを規則のリストとして {example1,…}{marker1,…} 例とマーカーをグループ化して <marker1example1,… > 連想キーとマーカーとして - ラッパー w は複数のレベルで適用することができる.
-
{…,w[examplei],…} 値 exampleiをラップする w[{example1,example2,…}] すべての例をラップする w1[w2[…]] ネストしたラッパーを使う - exampleiには次のラッパー w が使える.
-
Annotation[examplei,label] 例の注釈を与える Button[examplei,action] 例がクリックされたときに実行するアクションを定義する Callout[examplei,label] 例にコールアウトでラベルを付ける Callout[examplei,label,pos] 相対的な位置 pos にコールアウトを置く EventHandler[examplei,…] 例の一般的なイベントハンドラを定義する Hyperlink[examplei,uri] 例をハイパーリンクにする Labeled[examplei,label] 例にラベルを付ける Labeled[examplei,label,pos] 相対的な位置 pos にラベルを置く Legended[examplei,label] 凡例で例を区別する PopupWindow[examplei,cont] 例にポップアップウィンドウを付ける StatusArea[examplei,label] マウスオーバーの際にステータスエリアに表示する Style[examplei,styles] 例を指定されたスタイルで表示する Tooltip[examplei,label] 例にツールチップを付ける Tooltip[examplei] 例値をツールチップとして使う - Callout,Labeled,Placed,LabelingFunctionは次の位置 pos を使うことができる.
-
Automatic 自動的に置かれたラベル Above, Below, Before, After データ周囲の位置 Center ラベルを点のマーカーとして使う x 位置 x のデータの近く {pos,epos} データの相対的な位置 pos に置かれたラベル内の epos - FeatureSpacePlot3Dには,Graphics3Dと同じオプションに以下の追加・変更を加えたものが使える. [全オプションのリスト]
-
Axes False 軸をどこに描くか FeatureExtractor Identity そこから学ぶ特徴をどのように抽出するか FeatureNames Automatic exampleiの要素に割り当てる名前 FeatureTypes Automatic exampleiの要素に仮定する特徴のタイプ Filling None 各点の幹をどのように塗り潰すか FillingStyle Automatic 充填に使用するスタイル LabelingFunction Automatic 点にどのようにラベルを付けるか LabelingSize Automatic コールアウトとラベルのサイズ MaxPlotPoints Automatic 含める点の最大数 PerformanceGoal $PerformanceGoal パフォーマンスのどの面について最適化するか PlotLabel None プロット全体のラベル PlotLabels None データのラベル PlotLegends None データの凡例 PlotRange Automatic 含める値の範囲 PlotStyle Automatic 点のスタイルを決定するグラフィックス指示子 PlotTheme $PlotTheme プロットの全体的なテーマ RandomSeeding 1234 乱数シードの決め方 - LabelingFunctionpos はデフォルトラベルを位置 pos に置く.
- LabelingFunction->f は,各点に f[value,index,lbls]が与えるラベルを付けるように指定する.value は点に関連付けられた値,index は data 中の点の位置,lbls は関連するラベルのリストである.
- Methodの可能な設定には以下がある.
-
Automatic 自動的に選択されたメソッド "LatentSemanticAnalysis" 潜在的な意味分析メソッド "Linear" 最良の線形法を自動的に選択する "LowRankMatrixFactorization" 低階行列の因数分解アルゴリズムを使用する "PrincipalComponentsAnalysis" 主成分分析メソッド "TSNE" 分布確率的近傍埋込みアルゴリズム "UMAP" 一様多様体の近似と投影
全オプションのリスト
例題
すべて開くすべて閉じる例 (6)
スコープ (22)
データ (4)
ラッパー (9)
PopupWindowを使って追加的なドリルダウン情報を与える:
Buttonを使ってアクションを引き起こすことができる:
ラベル付け (6)
Calloutを使う:
オプション (25)
FeatureExtractor (1)
デフォルトで,FeatureExtractorはIdentityを使う:
LabelingFunction (4)
LabelingSize (4)
LabelingSizeを使ってプロット中のラベルのサイズを制御し,ツールチップにより大きい画像を入れる:
Calloutのラベルサイズを変更する:
Method (2)
RandomSeeding (3)
特性と関係 (1)
FeatureSpacePlotはDimensionReduceとListPointPlot3Dを組み合せたものである:
テキスト
Wolfram Research (2018), FeatureSpacePlot3D, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FeatureSpacePlot3D.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2018. "FeatureSpacePlot3D." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/FeatureSpacePlot3D.html.
APA
Wolfram Language. (2018). FeatureSpacePlot3D. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FeatureSpacePlot3D.html