バージョン14.1の新機能と拡張機能のまとめ
バージョン14.0の後に加わった主要な新機能と向上した機能のリスト.14.1では試験段階である機能も含む.
コアとなる言語
すべて開く すべて閉じる自然言語入力
FreeformEvaluate (=[…]) — ( )の言語レベルのサポート
関数型プログラミング
BitFlip — 整数のビットの1つを反転させる
StringApply — 文字列の文字の関数を適用する
AllSameBy — 関数が適用された後でリストの全要素が同じであるかどうかを検定する
AllMatch — リストの全要素が指定のパターンにマッチするかどうかを検定する
Nest (更新),NestList (更新) — 演算子形式が使えるようになった
数量と単位
QuantityQ (更新),KnownUnitQ (更新) — 物理的な数量や大きさを調べるための新しい引数
文字列とストリーム
Options (更新) — 記号に加えて,記号名もサポートするようになった
$StandardOutputStream,$StandardErrorStream — "stdout"と"stderr"の記号的表現
FileNameJoin (更新) — リストに加えて,引数の列もサポートするようになった
CharacterCounts (更新) — 文字列のリストをサポートするようになった
LetterCounts (更新) ▪ WordCounts (更新)
機械学習とニューラルネットワーク »
意味検索と検索拡張生成
LLMPromptGenerator — コンテキスト依存のメッセージを大規模言語モデルのプロンプトに追加する
SemanticSearch — テキストコーパス内を意味類似性で検索する
SemanticSearchIndex ▪ CreateSemanticSearchIndex ▪ UpdateSemanticSearchIndex ▪ SemanticSearchIndices
大規模言語モデル関連機能 »
LLMSynthesize (更新),ChatEvaluate (更新) — マルチモーダル入力のサポートが追加された
TextSummarize (更新) — ベクトルデータベースのサポートが追加された
"AlephAlpha" ▪ "Anthropic" (更新) ▪ "GoogleGemini" ▪ "MistralAI" ▪ "Cohere" ▪ "DeepSeek" ▪ "TogetherAI" ▪ "Groq" ▪ "OpenAI" (更新)
ベクトルデータベースの基礎構造
VectorDatabaseSearch — ベクトルデータベース内の最近傍検索を近似する
CreateVectorDatabase — ベクトルのリストからデータベースを作成する
CreateSemanticSearchIndex — テキストからベクトルデータベースを作成する
VectorDatabaseObject ▪ AddToVectorDatabase ▪ VectorDatabaseObjects
GPU(グラフィックスプロセッシングユニット)とNPU(ニューラルプロセッシングユニット)で加速されたニューラルネットワーク推論
TargetDevice (更新) — CoreML (macOS)とDirectML (Windows)のサポート
"ONNX" (更新) — モデルエキスポートが大幅に高速化.インポートで扱えるモデルの範囲が拡張された
NetChain (更新) ▪ NetGraph (更新) ▪ NetExternalObject (更新)
不確かさを含む回帰
LinearModelFit (更新),NonlinearModelFit (更新) — Aroundを使う際に不確かさをサポート
数学計算
記号的なベクトル,行列,配列の変数
D (更新) — ベクトル,行列,配列の式の記号的な微分
VectorSymbol — 記号的ベクトルの変数を作成する
MatrixSymbol ▪ ArraySymbol ▪ NonThreadable
微分可能な記号的配列関数
Transpose (更新) ▪ Dot (更新) ▪ ArrayDot ▪ TensorProduct (更新) ▪ TensorContract (更新) ▪ Total (更新) ▪ Inverse (更新) ▪ Tr (更新) ▪ Det (更新) ▪ Norm (更新) ▪ KroneckerProduct (更新) ▪ TensorWedge (更新) ▪ Cross (更新) ▪ Adjugate (更新) ▪ PseudoInverse (更新) ▪ LinearSolve (更新) ▪ LeastSquares (更新) ▪ Eigenvalues (更新) ▪ Mean (更新) ▪ Variance (更新) ▪ Covariance (更新) ▪ Correlation (更新) ▪ AbsoluteCorrelation (更新) ▪ StandardDeviation (更新) ▪ Kurtosis (更新) ▪ Skewness (更新) ▪ Moment (更新) ▪ CentralMoment (更新) ▪ FactorialMoment (更新) ▪ Cumulant (更新) ▪ MatrixPower (更新) ▪ MatrixExp (更新) ▪ MatrixLog (更新) ▪ MatrixFunction (更新)
記号的配列のコンストラクタ
記号的なベクトル,行列,配列の公式に必要な標準コンストラクタ.
SymbolicZerosArray — 零の記号的配列
SymbolicOnesArray ▪ SymbolicIdentityArray ▪ SymbolicDeltaProductArray
配列演算
ArrayDot — Dotの一般化.微分の配列連鎖律に必要
Transpose (更新) ▪ ConjugateTranspose (更新)
LinearSolve (更新) — 配列方程式を解けるようになった
LeastSquares (更新) — 配列の最小二乗問題が解けるようになった
微分方程式と差分方程式の安定解析
DStabilityConditions — 微分方程式系の安定解析
RStabilityConditions — 差分方程式系の安定解析
代数
Solve (更新) — MaxRootsオプションが効率的にサポートできるようになった
SolveValues (更新) ▪ FindInstance (更新) ▪ NSolve (更新) ▪ MaxRoots (更新)
BooleanConvert (更新) — 追加形式
微積分
DSolve (更新) — 従属変数を持たない y'==y の形式の方程式が使えるようになった
UnilateralDiscreteConvolve — ZTransformと一緒に使える片側畳込みあるいは因果的畳込み
最適化
NMinimize (更新) — よく使われるNelder–Mead法のパフォーマンスの劇的な向上
NMaximize (更新) ▪ NMinValue (更新) ▪ NMaxValue (更新) ▪ NArgMin (更新) ▪ NArgMax (更新)
特殊関数
SinDegrees — 角度の引数を含む正弦関数
ArcSinDegrees — 角度を返す逆正弦関数
CosDegrees ▪ TanDegrees ▪ CotDegrees ▪ SecDegrees ▪ CscDegrees ▪ ArcCosDegrees ▪ ArcTanDegrees ▪ ArcCotDegrees ▪ ArcSecDegrees ▪ ArcCscDegrees
PascalBinomial — すべての整数についてパスカル(Pascal)の恒等式を保存するBinomial
日付と時刻
日付と時刻の高性能変換
FromDateString (更新) — 日付と時刻の文字列の解析が最大倍まで速くなった
DateObject (更新) — "Millisecond"や"Nanosecond"等の秒より小さい新しい粒度
日付と時刻の記述統計
ConformDates — 日付あるいは時刻のリストが共通の粒度と暦を持つようにする
Mean (更新) — 日付と時刻の記述統計を計算する
BiweightLocation (更新) ▪ BiweightMidvariance (更新) ▪ CentralMoment (更新) ▪ Correlation (更新) ▪ Covariance (更新) ▪ Cumulant (更新) ▪ InterquartileRange (更新) ▪ Kurtosis (更新) ▪ Max (更新) ▪ Mean (更新) ▪ MeanDeviation (更新) ▪ Median (更新) ▪ MedianDeviation (更新) ▪ Min (更新) ▪ QnDispersion (更新) ▪ Quantile (更新) ▪ QuartileDeviation (更新) ▪ Quartiles (更新) ▪ QuartileSkewness (更新) ▪ RankedMax (更新) ▪ RankedMin (更新) ▪ Skewness (更新) ▪ SnDispersion (更新) ▪ StandardDeviation (更新) ▪ TrimmedMean (更新) ▪ TrimmedVariance (更新) ▪ Variance (更新) ▪ WinsorizedMean (更新) ▪ WinsorizedVariance (更新)
日付と時刻の分布
DateDistribution — 任意の数値分布からの日付の分布
TimeDistribution — 任意の数値分布からの時刻の分布
天文学と地理
天文学
AstroRiseSet — 任意の場所から任意の日付に観測した,任意天体が昇る時刻と沈む時刻を計算する
ReferenceAltitude — 薄明の時刻を計算するために,昇る現象と沈む現象を定義する新しいオプション
AstroGraphics (更新) — 新しい投影エンジンと新しい座標目盛で視覚的に向上
AstroPosition (更新) — 軌道要素に基づいた別の組込み天体暦のシステム
地理
GeoNearest (更新) — 歴史的な実体における地理計算と時間計算のサポート
GeoWithinQ (更新) ▪ GeoEntities (更新) ▪ GeoIdentify (更新) ▪ GeoDistance (更新) ▪ GeoVariant (更新)
"GeoTIFF" (更新) — 地理形式の向上されたバックエンド
生化学
生体分子の計算
BioMolecule — ペプチド,DNA,RNAのいずれかからなる大きな生体高分子
BioMoleculePlot3D — 生体分子をリチャードソンダイアグラムとして表示する
BioMoleculeValue — 生体分子の特性を求める
形状,グラフ,グラフィックス
拡張現実(AR)での公開
拡張現実デバイスにおけるプロットやグラフィックスの高忠実度レンダリング.
ARPublish (更新) — モデルのリストからギャラリーを生成する
"USD" (更新), "GLTF" (更新) — 色のサポートを追加
3D印刷
Printout3D (更新) — 色付きの印刷可能なモデルを印刷する
"OBJ" (更新) ▪ "DAE" (更新) ▪ "FBX" (更新) ▪ "VRML" (更新)
構成的ソリッドモデリング
構成的ソリッドモデリングの技術を使って幾何領域を簡単にモデル化する
CSGRegion (更新) — 空間領域構成法(CSG)の領域とプリミティブにスタイル付けする
領域
PolarCurve — 極座標で与えられた曲線を表す
FilledPolarCurve — 極座標曲線の塗潰された領域を表す
RegionConvert (更新) — 幾何領域のスプライン表現を返す
BooleanRegion (更新) — ブール領域の自動可視化
BoundaryDiscretizeRegion (更新),DiscretizeRegion (更新) — 複合領域についての機能の向上
BoundaryDiscretizeGraphics (更新),DiscretizeGraphics (更新) — すべてのグラフィックスプリミティブで使える
TransformedRegion (更新),InverseTransformedRegion (更新) — 自動可視化
グラフとネットワーク
GraphTriangleCount — グラフ内の三角形サイクルを数える
PageRankCentrality (更新),BetweennessCentrality (更新) — 大規模グラフの中心性を計算する
ButterflyGraph (更新) ▪ NestGraph (更新) ▪ CayleyGraph (更新) ▪ TreeForm (更新) ▪ BipartiteGraphQ (更新) ▪ EulerianGraphQ (更新) ▪ VertexTransitiveGraphQ (更新) ▪ EdgeTransitiveGraphQ (更新) ▪ ChromaticPolynomial (更新) ▪ GraphHub (更新) ▪ MeanGraphDistance (更新) ▪ GraphDistanceMatrix (更新) ▪ VertexEccentricity (更新) ▪ GraphDensity (更新) ▪ GraphLinkEfficiency (更新) ▪ GlobalClusteringCoefficient (更新) ▪ MeanClusteringCoefficient (更新) ▪ LocalClusteringCoefficient (更新) ▪ GraphAssortativity (更新)
動画計算 »
動画作成 »
生成関数と処理関数がすべて進捗モニターの現行フレームに表示されるようになった.
AnimationVideo (更新) ▪ TourVideo (更新) ▪ VideoGenerator (更新) ▪ ...
宣言型の動画作成
ManipulateVideo — キーとフレームのパラメータを使ったManipulateからの動画
Manipulate (更新) — KeyframeActionsオプションが使えるように更新された
KeyframeActions — Manipulateのエクスペリメントをエキスポートするためのキーフレーム指定
ConstantVideo — 静止画像の動画
プログラム的動画作成
SowVideo,ReapVideo — 動画の断片を蒔いて後で完全な動画を収穫する
VideoFrameFold — ステートフルな反復を使って動画を変換する
動画処理
VideoTranscribe — 音声を文字起ししたものから字幕トラックを動画に追加する
動画オブジェクト
Video (更新) — ImageResolutionオプションを追加して高解像度の動画をよりよく表示する
VideoSummaryPlot — 動画と音声トラックの要約をプロットする
音声関数が動画をサポートするようになった
AudioAmplify (更新) ▪ AudioChannelMix (更新) ▪ AudioDelay (更新) ▪ AudioIdentify (更新) ▪ AudioInstanceQ (更新) ▪ AudioIntervals (更新) ▪ AudioLocalMeasurements (更新) ▪ AudioLoudness (更新) ▪ AudioMeasurements (更新) ▪ AudioNormalize (更新) ▪ AudioPan (更新) ▪ AudioPitchShift (更新) ▪ AudioPlot (更新) ▪ AudioResample (更新) ▪ AudioReverb (更新) ▪ AudioReverse (更新) ▪ AudioTimeStretch (更新) ▪ Cepstrogram (更新) ▪ Periodogram (更新) ▪ PitchRecognize (更新) ▪ Spectrogram (更新) ▪ SpeechCases (更新) ▪ SpeechInterpreter (更新) ▪ SpeechRecognize (更新)
音声計算と画像計算
音声計算 »
SpeechRecognize (更新) — 高品質かつ高速で,他言語をサポート
LanguageIdentify (更新) — 音声と動画に使えるようになった
Classify (更新) ▪ "SpokenLanguage"
コンピュータビジョン »
TextRecognize (更新),FindImageText (更新) — オペレーティングシステムの光学式文字認識が使える(macOSのみ)
RemoveBackground (更新) — 人物分割の新しいメソッド
その他の更新
AudioDelete (更新),AudioReplace (更新),AudioTrim (更新) — Intervalを引数としてサポート
AudioIdentify (更新),SpeechRecognize (更新) — MaskingオプションにおけるIntervalのサポート
Colorize (更新) — スピードが最大倍まで大幅に向上
偏微分方程式モデリング »
電磁気学 »
ElectricCurrentPDEComponent — 電流をモデル化する
ElectrostaticPDEComponent (更新) — 更新された静電気系
ElectricCurrentDensityValue ▪ ElectricPotentialCondition (更新) ▪ ElectricSymmetryValue (更新)
電磁気学の概要 — 電磁気学のモデリングについての概要モノグラフ
電流 — 電流のモデリングについてのモノグラフ
流体力学 »
FluidFlowPDEComponent (更新) — 新しい非ニュートン流体モデル
層流(更新)— Carreauモデルについてのモノグラフセクションの更新
熱移動 »
熱移動(更新) — 軸対称系モデルにおける点源についての新しいモノグラフセクション
固体力学 »
VonMisesStress — 応力テンソルからミーゼス(フォンミーゼス,von Mises)応力を計算する
偏微分方程式モデル »
SchrodingerPDEComponent (更新) — 異方性質量をサポートするようになった
偏微分方程式を使ったモデル »
"Electrostatically Actuated MEMS" ▪ "Thermal Contact" ▪ "Cerebral Aneurysm" ▪ "Axisymmetric Conical Quantum Dot" ▪ "Beam - Spring - Mass System Physics" ▪ "Room Heating System Physics"
ノートブック
NotebookCellData — ノートブック内のセルについてのデータ
入力補助
任意のシンボルの選択範囲をタイプするか置くかすると,そのセル内にあるシンボルの同じインスタンスがすべてハイライトされる.
ファジー入力補完がコンテキスト名の補完をサポートするようになった
実体は,マウスカーソルを上に置くと適切な実体クラスのヘルプページを開くヘルプウィジェットを作成するようになった
diff(ディフ)
Diff — 2つのノートブック,ファイル,文字列,リスト等のdiffを見る
Diff3 — diffのチェックをサポートするターゲットについて3つのもののdiffを得る
DiffApply — diffの変更集合を既存のオブジェクトに適用する
DiffAlignmentMethod ▪ DiffGranularity ▪ DiffIgnore ▪ DiffIncludeMatches ▪ DiffInputFunction ▪ DiffStyle
質問と答のフレームワーク
AssessmentFunction (更新) — 方程式を解く問題で"AlgebraicValue"メソッドをサポートする
QuestionObject (更新) — 質問インターフェースに更新されたグラフィックデザインが使われるようになった
"TextCompletion" — 空欄に書き込む形式のQuestionObjectを作成する
"SelectCompletion" ▪ "DragCompletion" ▪ "DragCategorize" ▪ "Sort" ▪ "ClickLocations"
コードのコンパイルとデータ構造
FunctionCompile (更新) — 進捗を報告し,コンパイルエラーについて詳しいレポートを返す
FunctionCompileExportLibrary ▪ FunctionCompileExport ▪ FunctionCompileExportString ▪ FunctionCompileExportByteArray
CompilerInformation (更新) — コンパイルに既知である関数と型についての情報を表示する
CreateCompilerEnvironment (更新) — 複数のプラットフォームでのクロスコンパイルを強化する複数の目標系をサポートするようになった
FunctionCompile (更新) — コンパイルされたコードを実行している際にエラーが発生した場合に動作を制御するCompilerRuntimeErrorActionオプションをサポートするようになった
OperationDeclaration — 型について宣言された操作のコードを宣言する
TypeDeclaration (更新) — 型のインスタンスと型に対する操作を作成する関数を宣言する新しい"Creator"と"Operations"のオプション
DeclareCompiledComponent (更新) — コンポーネントライブラリから生のライブラリのエキスポートを提供するための関数を宣言する新しい"RawLibraryFunctions"設定
ForAllType (更新) — 条件を代替型のリストとして与えることができるようになった
データ構造
"LeastRecentlyUsedCache"は,項目が削除されたときの関数の呼出しをサポートするようになり,機能が強化された.
"RedBlackTree"の内部使用により,"SortedKeyStore"と"SortedMultiSet"のデータ構造について操作が強化された.
コンパイルされたコード内で強化された関数
BinCounts ▪ Cross ▪ AlternatingFactorial ▪ BellB ▪ CompositeQ ▪ DeBruijnSequence ▪ Det ▪ DigitCount ▪ Divisors ▪ DivisorSigma ▪ Fibonorial ▪ FiniteGroupCount ▪ FrobeniusNumber ▪ FrobeniusSolve ▪ FromDigits ▪ IntegerPartitions ▪ LiouvilleLambda ▪ MersennePrimeExponent ▪ MersennePrimeExponentQ ▪ MoebiusMu ▪ NextPrime ▪ NumberDecompose ▪ NumberDigit ▪ PartitionsP ▪ PartitionsQ ▪ PerfectNumber ▪ PerfectNumberQ ▪ PolygonalNumber ▪ Prime ▪ PrimeNu ▪ PrimeOmega ▪ PrimePi ▪ PrimeQ ▪ RamanujanTau ▪ RamanujanTauTheta ▪ RamanujanTauZ ▪ RiemannXi ▪ SquareFree
コンパイラ操作の機能強化
FFI »
外部関数インターフェースについての詳しいチュートリアルが追加された.
外部評価とカーネル管理
ExternalOperation — 外部操作の記号的表現
ExternalEvaluate (更新) — 外部操作の評価のサポート
ExternalFunction (更新) — 外部オブジェクトに対するメソッドの評価のサポート
ExternalObject (更新) — 外部関数の引数に外部オブジェクトを使用することをサポート
StartExternalSession (更新) — 外部セッション識別子のサポート
カーネル管理
CloseKernels — ParallelEvaluateがサポートするカーネル選択のシンタックスと同じものが使えるようになった
並列計算
$DistributedDefinitions — 定義が並列サブカーネルに配布されたシンボルすべてのリストを返す
ClearDistributedDefinitions — 配布された定義をすべて消去する